中学校教師の年収は？初年度から年代別（20代〜50代）の年収を解説

中学校教師の収入は、勤務年数や地域、学校の種類によって異なります。初任給はいくらなのか、平均的な年収はどれくらいか、また都道府県ごとの違いや私立と公立の格差について詳しく解説していきます。

初年度の年収は？

中学教師の初年度の年収は、前歴によって違います。「東京都公立学校教員採用ポータルサイト」によれば、小・中・高等学校ならびに特別支援学校での初年度の収入は以下の通りです。

初年度でも給与に違いがあるのにはいくつかの理由があります。

まず、特別支援学級やへき地の学校に勤務する場合、条例に基づいて別途手当てが支給されるためです。

また社会人経験によって給与が違うのは、前職の経歴が公務員の給与に反映される「職歴加算」の制度が適用されるためです。そのため東京都の場合、大学や短大を卒業したばかりであれば初年度の年収は400万円前後、社会人経験が5年未満なら約460万円となります。

このように、教員の場合は一般的な職業とは異なり、社会人としての前職も給与に反映されるため、中途で就業しても一定の年収を得られるのがメリットと言えるでしょう。

引用：徹底解析！～働く環境～｜働く環境を知る｜東京都公立学校教員採用ポータルサイト

関連記事
▶︎【教師の年収】小中高の給料の差は？収入のあげ方も解説！