MRの資格を取得するには？認定試験の難易度・更新についても徹底解説！

MR認定資格とは？

MR認定資格は、MR認定センターが行うMR認定試験に合格することで得られる資格です。

MR認定試験は、MRを育成するために導入された試験で、製薬企業やCSOで行われるMR導入教育を客観的に評価できます。

そのため、MR認定資格はMRとしての資質を客観的に測ることができる重要な基準となっています。

そのような背景があり、多くの製薬企業やCSOではMR認定資格の取得が義務付けられています。
 

MR認定試験の受験資格は？

• 平成13年度以降の導入教育修了認定者
• 基礎教育（300時間以上）修了認定者
• MR認定試験不合格者（再受検者）
• MR認定証の有効期限が切れている者

引用：MR認定センター　MR認定試験の受験申請

2008年度以前は製薬会社やCSOにおいて導入教育を受けた方のみがMR認定試験の受験資格を持っていました。

しかし、2009年度以降はMR認定センターによって認可された教育研修施設で基礎教育を修了した方も受験資格を得られます。
 

MR認定試験の受験資格を得るには？

MR認定試験の受験資格を得るには以下の2パターンがあります。

1. 登録企業に在籍していない方
   
   　MR導入教育実施期間で基礎教育を受講し、修了認定する
    
2. 登録企業在籍者
   
   　製薬企業またはCSO(MR派遣業)で導入教育を受講し、終了認定する
   
   参照：MR認定センター　受験資格を得るには

製薬会社やCSOに就職された方は企業の導入教育を受講し、されてない方はMR認定センターの基礎教育を受講します。

つまり、MR認定センターに登録されている企業に就職してるかしてないかで、受験資格を得る方法が変わります。
 

MRのほとんどがMR認定資格を取得してる

参照：2020年版MR白書

MRの仕事をする上で、必須となる資格は存在しません。

そのため、特別な資格がなくてもMRとして働くことは問題ありません。

しかし、ほとんどの製薬会社ではMR認定試験への合格を義務としています。

そのため、MR認定資格を取得することがMRになる上で実質的に必要な資格となります。