システムエンジニアから異業種への転職は可能？詳しくご紹介します

基本的には可能です。

特に現在は転職市場自体が売り手市場となっておりますので、逆に言えば今がチャンスだとも言えます。

しかし、同時にチャンスがあるということは会社側も選択肢が広がることも意味するためいくつかの条件・質問も出てきます。

条件①：年齢
一般的に全くの異業種異職種にチャレンジする場合、30歳迄と言われています。

特別な資格や経験があれば年齢は関係ありませんが、それ以外の場合は長期キャリア育成の面から会社側年齢上限を設けている場合があります。

同業種同職種であれば35歳迄であれば年齢の制限は受けづらくなっていますが、それでも30歳迄が優位に働くことに変わりはありません。

その為、もし転職をお望みの場合は、年齢から逆算して転職活動を進めることをオススメします。

年齢②：転職理由

面接で必ず聞かれる質問です。

多少は圧迫気味にかれるケースもあります。
就職活動でもよく言われていた、なぜ？なぜ？と質問で掘り下げられます。

今の職種を離れる理由と応募職種への意気込みや理由を自信を持ち論理的に話せれば問題ないです。

圧迫の向こう側には笑顔があると思って面接に臨まれてください。

ここでjobQ内に投稿された質問を見てみましょう。

SEをやっている二年目です。SEから営業への転職は難しいのでしょうか？

現在システム開発のベンチャー企業でSEをやっている二年目です。
仕事にやりがいはあるのですが天職だと思えず、もっと人と関わる仕事がしたいと考えるようになりました。SEから営業への転職は難しいのでしょうか？

あまりに簡単すぎだとは思うのですが・・
営業も天職でないと気づいたらどうするのでしょう。

質問者様の会社には営業職はないのでしょうか。
SEを抱えている会社は、だいたい営業が薄いですから、やろうと思えばすぐできるのではないでしょうか。

転職は簡単ですが、それは転職後のお仕事が簡単であることは意味しません。

とのことでした。
あまり異業種だからと言って転職が難しい訳ではなさそうです。

勿論、職種にもよりますが、システムエンジニアから転職は可能なようです。
他の質問もみてみましょう。

システムエンジニアからweb系のエンジニアに転職することは可能だと思いますか？

現在、システムエンジニア職を勤めて5年目になります。
来年結婚することが決まり、それまでにweb系の会社への転職を検討しています。

理由は、web系の会社の方が今の会社よりも待遇が良いと考えたためです。

そこで聞きたいのは、システムエンジニア職への転職は可能かということなのですが、実際いかがおもいますか？

可能だと考えています。
20代であればハードルは低いです。

所謂、若手と呼ばれる年齢であれば、キャリアよりも物事に対する考え方が重要視されます。

とのことでした。
やはり年齢が若い方が転職はしやすいですね。他の回答も見てみましょう。

私はシステムエンジニアからWeb系に転職しましたよ。
元々業務系でやってた人や転職者は意外と多いので大丈夫ですよ。

元々プログラム好きなので、今はプログラムバリバリ書いています。アラフォーですが仕事はあるし、年齢関係なく頑張れば給料も上がるようになってます。

とのことでした。
やはりシステムエンジニアから異業種への転職は可能なようです。

転職サイトに登録することからすべてを始めます。

オススメとしてはメジャーの転職サイトには全てに登録するようにしましょう。

理由としては、各サイトによって載っている求人が違ってくるからです。さらに、転職エージェントにも登録しましょう。転職の際はこちらの方が重要です。

エージェントに転職理由や何がしたいかを具体的かつ熱意をもって話すことで転職の手助けやマッチした求人の紹介を行ってくれます。

尚、最近では各転職サイト上で履歴書や職務経歴書の添削を無料で行っています。

書類選考を通過しなければ面接で熱意や意気込みを伝える機会がありません。ですので、まずは書類を作り上げることが重要になってきます。

書類を通過すれば転職の上では50%は思ったも同然です。

どのような職種を選択するかによって答えは変わってきます。

例えば、システムエンジニアになりたいのであれば基本情報技術者を持っておくとよいと思います。

営業面では簿記２級を持っておくと有利に働くケースがあります。コンサルタントであれば中小企業診断士やMBAです。資格は即戦力としてアピールできることもそうですが、何よりその職種に対しての意欲が出ます。

知識や経験は入社後でも身に付きますが、意欲は入社前に推し量ることが入社後に間違いが生じず会社として最も重要視していることです。

いかがでしたでしょうか？

今回はシステムエンジニアから異業種への転職情報についてご紹介しました。

大手企業の粉飾決算や倒産、ブラック企業問題等、昨今は就業環境や会社に依存する働き方が難しくなってきています。

昔は転職市場では「石の上にも三年」と言われ、転職に対して冷たい目がありましたが、時代が変遷しそういった考え方も変わってきました。そうした中で、「未経験可」や「第二新卒歓迎」等、昨今は転職を志望する人にとってこれまで以上にチャンスの多い現状です。

今後20～30年で技術面ではAIの導入による自動化、制度面では定年制の延長等、働く環境は目まぐるしく変わると言われています。

今ある仕事の半分はAIに代替されるという学者もいます。

どうすれば仕事を無くさず生きていけるのか将来への不安は誰しもが持っているものです。

その不安を解決する方法として転職は一つの有効かつ現実的な方法です。

周囲環境や将来予測を踏まえ、自分自身でどのキャリアで生きていくのかを今から考え行動することが将来の安定にとって最も大事です。

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