search
ログイン質問する
dehaze
人材派遣会社 とは

【人材派遣会社とは】仕組みやメリット・デメリットについて解説

派遣社員として働いた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?派遣社員ももはや一般的になりましたが、その派遣社員を送り出しているのが「人材派遣会社」です。しかし、人材派遣会社とハローワークはどのように異なるのでしょうか。派遣の種類や利用するメリットなどについて解説していきます。

visibility1129 |

人材派遣会社とは

人材を企業に紹介する会社

人材派遣会社とは、派遣スタッフとして仕事をしたい人に対して、派遣先となる企業の仕事を斡旋する会社です。

人材派遣会社の営業が派遣先となる企業が希望する人材などのいろいろな要望を受け、コーディネーターが登録している多数の派遣スタッフの中からそれに見合う人をピックアップします。

派遣スタッフの仕事に対する希望など面談しながら、必要な教育や研修を行い派遣先の紹介をします。
 

人材の教育や研修、キャリア相談も行う

人材派遣会社では登録されている派遣スタッフに対し、キャリア相談を行うと同時に派遣に対する教育や研修を行います。

キャリア相談では自分に合った仕事の探し方や、やりたい仕事に対する必要なスキルの相談、勤務時間に対する希望や賃金に対する希望などの相談もできます。教育や研修は派遣に関する基本的な考え方の理解、派遣先との関係や心構え、契約内容などについて行われ安心です。

その他派遣先が求めている要望やスキルに合わせた研修を行う事で、派遣先で即戦力として仕事ができ、不安や疑問などがあれば仕事をしながら相談でき安心して仕事ができるようフォローします。
 

関連するQ&A

人材派遣会社の仕組みについて


人材派遣会社では大規模な会社から中小規模な会社、全業界に派遣できる会社や業界を特化した会社などあり、研修方法や派遣のスタイルなどが違います。

派遣のスタイルとして、以下の3つがあります。

  • 登録型派遣
  • 紹介予定派遣
  • 常用型派遣

以下で詳しく見ていきます。
 

登録型派遣

登録型派遣は正社員や契約社員のように就業先の企業と直接雇用契約が結ばれるのではなく、派遣スタッフと人材派遣会社との間で雇用契約が結ばれます

派遣スタッフと派遣会社との雇用関係は、就業先が決まった時点で初めて発生し、派遣契約の結ばれている期間のみ成立します。

登録型派遣のメリットは、自分のライフスタイルやキャリアプランなどの希望にあわせて仕事ができるということです。
 

紹介予定派遣

紹介予定派遣は、派遣先企業に正社員や契約社員などの直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして仕事をすることです。

その後、派遣先企業と派遣スタッフの合意により、派遣契約期間終了後に正社員や契約社員などの直接雇用に切り替わります。

紹介予定派遣のメリットは、仕事内容や職場環境が自分にあっているかなどを見極めることが可能なため、ミスマッチを防ぐことができるという点です。
 

常用型派遣

常用型派遣は派遣会社が派遣スタッフと長期にわたる雇用契約を結び、派遣先が決まらなくても派遣会社が常時雇用している派遣のことです。

派遣先との期間が終了しても派遣会社と派遣労働者の雇用関係は継続し、派遣会社の正社員または契約社員として働くことができます。

常用型派遣は、人材派遣会社の正社員と同じように無期雇用で派遣先の期間満了後でも派遣会社から月給がでますし、福利厚生などの利用ができるメリットがあります。

主な派遣企業とは

いくつか派遣企業にも有名な企業があります。

  • 株式会社スタッフサービス
  • パーソルテンプスタッフ株式会社
  • 株式会社パソナ
  • 株式会社リクルートスタッフィング

が主な有名企業になっており、2000年代前半から市場が急速に拡大していきましたが、2008年のリーマンショック以降は市場が縮小していきました。

その後、2015年に派遣方改正により、市場が緩和されたことにより一時市場規模も再度拡大しましたが、近年は縮小傾向にあります。

※参考:わかりやすい人材派遣の仕組み -人材ビジネスのおさらいシリーズ③

関連記事
▶︎【物語式で解説】人材業界の魅力を分かりやすくご紹介します

関連するQ&A

自分の市場価値を調べてみましょう -PR-


自分の年収が実際の市場相場よりも低い可能性もあります。そのことから 転職を考える際は、自分の市場価値を把握することが重要です。

最短3分で査定可能※dodaへの会員登録(無料)が必要です

人材派遣会社とハローワークの違いについて

ハローワークは国が設置した機関

ハローワークとは、国の厚生労働省が所管している機関で職業紹介や雇用に関して支援しています。

正式には公共職業安定所ですが「職安」ともいわれ、今では「ハローワーク」と一般的に言われ全国47都道府県に設置されています。

職業紹介ではキャリアアドバイザーが面談を重ね、希望に合った仕事を紹介していることなどです。
 

人材派遣会社は民間企業

人材派遣会社は厚生労働省の「一般労働者派遣事業」の認可を受けて、職業を紹介する民間企業です。

派遣会社は求職者を派遣スタッフとして雇い、人材を必要としている企業に期限付きで派遣します。ハローワークよりも取り扱う仕事の業界・職種が多く、面談の時間なども求職者に合わせ転職などの場合、求職者が仕事休みの土・日なども打ち合わせにより可能です。

またハローワークと違うところは、派遣会社が雇用元にもなれることです。
 

雇用先の違い

ハローワークと人材派遣会社における雇用先の違いは求人企業規模の違いです。

ハローワークでは地元中心の優良中小企業多く、人材派遣会社では大手企業を中心とし中小企業まで雇用先を紹介できる違いがあります。

また、ハローワークと人材派遣会社では雇用先の雇用方法が違います

ハローワークからの紹介では、基本的に求人企業と求職者自身が雇用契約を結ぶ直接雇用で就業期限のない「無期雇用」です。

人材派遣会社では人材派遣会社と雇用契約を結びます。派遣先企業では、派遣会社のスタッフという立場で仕事をし、派遣先では人材派遣会社から「有期雇用」で仕事をするという違いがあります。
 

関連するQ&A

人材派遣会社を利用するメリットとデメリットについて

メリット

人材派遣会社を利用するメリットはフォローの手厚さです。

人材派遣会社に登録すると無料で経験豊富なコーディネーターが面談を重ねアドバイスを行います。他にも履歴書など応募書類の作成支援や模擬面接などで面接指導など丁寧にアドバイスし、内定が得られるまで継続する支援です。

人材派遣会社では自分の希望に合わせた勤務地や勤務時間帯、自分のレベルにあった派遣先の紹介を受けられます。派遣先が決まるまでビジネスマナーなどのスキルアップや、技術の習得など無料で研修を受けることができます。派遣先が決まってもコーディネーターによるアドバイスや相談を受けられるなど、フォロー体制が整い安心して仕事ができることです。

またほとんどの人材派遣会社ではWワークが可能で、複数の派遣会社に登録することもできるので、曜日や時間帯を変えて仕事の掛け持ちもできるのもメリットです。
 

デメリット

人材派遣会社を利用するデメリットは収入が一定しないということがあります。

人材派遣会社で常用型派遣でなければ派遣先が決まるまでは収入もなく、派遣先が決まっても契約期間があり、契約期間が終わるとまた無収入になるというデメリットです。

また派遣での収入は時給制となっており、連休が多い月や大型連休のときには収入が減ってしまうという、月々の収入にムラがあることもデメリットです。

さらに派遣ということで責任ある仕事ができないということも、仕事をする意欲がある人にはスキルアップもできなくデメリットになります。

雇用先との契約では交通費やボーナスが支給されないこともあり、直接雇用とは違うデメリットになります。
 

関連するQ&A

まとめ

人材派遣会社は会社の規模や派遣規模、研修内容や雇用形態などがそれぞれ違います。

研修を受けスキルアップや、自分の時間管理の中でWワークもできるなど、メリットもたくさんあります。

人材派遣会社を利用するときにはメリット・デメリットをよく検討しながら利用することが大切です。
 

関連するQ&A

この記事に関連するQ&A

すべて見る
レクタングルバナー
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
googleGoogleで登録して質問する
lineLINEで登録して質問する
メールアドレス・別アカウントで登録
レクタングルバナー
JobQ Townでは仕事にまつわる
あらゆる疑問を匿名で質問できます
Q&A16,000件 / 回答数35,000件
約90%の質問に回答が寄せられています。
googleGoogleで登録して質問する
lineLINEで登録して質問する
メールアドレス・別アカウントで登録