産業ガスは幅広い産業に使用される製品であり、業績は比較的安定している。ただし、既存製品だけでは大きな伸びも期待できないので、今後はいかに新しい製品・サービスを導入できるかが、今後10−20年、継続して会社が成長していく上での課題であると感じる。
・完全に部署によるが、自分の経験上休みたい時には休めるし、残業も月10~30時間程度に収まる程度であった。
・結局ガスは客先の稼働が好調であればあまり自分の努力に関係なく売れて、逆にどんなに頑張っても大口ユーザーの稼働が低調だと売上は下がるため、どんどん個人で成果を上げていきたいという人にはもどかしい部分もあるように思う。実際営業のインセンティブ制度のようなものはなく、総合職はみな同じ給与テーブルとなる。
・産業ガスは参入障壁が高く業界は世界的に寡占が進んでおり、客先スペースを間借りして自社設備を設置するため、一度獲得した顧客は簡単には競合に奪取されることはない。国内の製造業は今後成長があまり見込めないが、アメリカ・アジアオセアニアに加えて欧州への展開も加速させているため、今後も安定した成長が見込めると思われる。