製薬業界の中では平均より年収は下がるが、他の業界より製薬業界は高めなので、全業界の平均年収よりは高いと思う。
部署により残業時間の多さは変わる。 拠点により変わるかと思うが、品質管理部は多い方だと思う。 少なくても現在の拠点において品質管理部の残業の多さはトップ。 また業務が特定の人に偏りがちなため、平準化を進めているがなかなか是正されるところまでいっていない。
人事評価は目標シートを作成し、期末にその目標に対して成果がどうであったかを報告し、課長と部長による評価で決定する。 大抵は普通の評価で、かなり頑張らないとよい評価はもらえない。 教育については、ほぼ毎月決められた研修があり、それ以外においても社外研修など上司が必要と判断したものについて研修を受講する。
女性の産休育休はもちろんのこと、最近は男性の育休取得も増えてきた。 復帰後も時短勤務ができるため働きやすいと思う。 女性の経営職の方も増えてきたと感じる。 性別による差はないと思う。
直近は業績の悪化に伴い一律で昇給なし、賞与減額であった。数年後の黒字化を目指すと言っていることから、しばらくは賞与も昇給も望み薄だと感じている。
部署間、個人間でかなり異なるが、業績の悪化に伴う離職者の増加で多くの部署のマンパワーが低下しており、残った社員の負担が増加しつつある。
社内の雰囲気はあまり良くない。部署間や本部間の横の繋がりという意識が希薄であり、情報共有もほとんど無い。それでいて縄張り意識は強いように感じており、本社と工場、営業と生産で互いに見下しあう雰囲気がある。
組織改変がかなり頻繁に行われ、評価対象期間にほとんど面識が無かった人から評価されることもあるため、公平に評価されていないと感じる社員も多い。
県外出身者は住宅補助や帰省旅費などの面である程度優遇されているが、県内出身者は基本的に手当は一切ない。「県外出身者ばかり優遇されていて不公平」という県内組と「会社命令で転居してきたのだから支給されて当然」という県外組が頻繁に対立している。
あと数年は黒字化が見込めず、また黒字化に向けてどのような取り組みを行っていくのかについてもほとんど情報が無い。薬価削減の手が緩むことも望めず、ファンドに買収され子会社になるということもあり、あまり将来に希望は持てない。