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月額って名前のついてるものは、全部サブスクリプションモデルで、新聞でもジムでも駐車場でもそうですよね・・ ただ、支払いを月額固定に変えることで、サービスがどう変わるのか?というところが問題だと思います。 AdobeやOffice365は、高度なコピーガードを不要にしました。コピーしたって契約しなければ使えないです。常に最新版にアップグレードされ古いバージョンへの対応をある程度切り捨てることができます。買い替えが発生せず、契約しちゃうと忘れてしまうので、別の会社に顧客が逃げません。すごいモデルだと思いました。 HuluやNetflixの動画サイトは、それほど人気がない映画やB級映画をちょっと見るということを可能にしました。300円でも払うと「見ないと」といった強迫観念がありますけど、それがないので、BGM的な使い方ができます。音楽や映画などのコンテンツは独り勝ちになりがちなのを緩和できるので「売れない人を支える」という可能性があっていいな、と思います。(現実にはそうなってませんが) スポーツジムなんかは、微妙なモデルですよね。施設や設備はかなり高額なので、利用料で取っては採算が成り立たないようになってます。会員全員が本気で使おうと思ったら施設のキャパが足りないです。「会費を払って使わない人」というのを最初から見込んでいるわけでして、よく考えると意味がわからないですよね。自分が融資や出資の担当だとして、そんな事業計画書が来たら「え?」ってなると思います。
今の時代にサブスクリプションモデルを活用するなら「誰にどんな体験を提案するか」を考えると良いと思います。例えばファッションというテーマだけでも、提案する体験によってサービス内容やターゲット顧客は大きく変わってくるからです。そして、この「体験」というものは、人それぞれの内面的な価値に通ずるものなので、自分の趣味嗜好を全力で追求したテーマを選ぶと良いと思います。 ■「自分専属のスタイリストでおしゃれになる」という体験を「洋服選びが苦手な男性」へ https://leeap.jp/ ■「新品の洋服を好きなだけ選び放題着放題」という体験を「18歳から24歳のファッション好きな女性」へ https://mechakari.com/ ■「憧れのバックが使い放題」という体験を「ブランドが大好きだけど気軽に買えない女性」へ https://laxus.co/ ■「あの人が選んだファッションを着る」という体験を「信頼できる人に頼りたい若年層」へ https://www.uniqlo.com/jp/store/feature_mb/uq/fe_list/ut-picks