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先般 とは

今さら聞けない!「先般」とは?定義は?ビジネスシーンでの使い方をご紹介

ビジネスシーンでよく出てくる言葉で「先般」と「先日」があります。今回は、それぞれの使い方や意味について改めて確認しましょう。正しい使い方を理解することで、今日からビジネスで実践することができます。先般の類語としてよく出てくる先日との意味の違いについても確認してください。

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先般と先日の意味や期間の違いについて

新卒で入社すると先般と先日の意味や期間の違いについて悩むと思うので、まずは先般や先日の意味について確認しましょう。
 

先般の意味とは

先般の意味は、「このあいだ」という意味で覚えておきましょう。

難しいのが「このあいだ」という期間の定義ですが、2~3日前から1週間ほど前という比較的短い感覚で覚えておきましょう。

ビジネスシーンでは、1ヶ月前でも使う方もいらっしゃいますが、1ヶ月前という意味ではあまり使いません。
 

先日の意味とは

なんと先日の意味合いも、先般と同様に「このあいだ」という意味になっています。

さらに先般と同様で、1ヶ月以内であれば先日を使っても問題ありません

先般と先日はこのようにほとんど同義なのですが、実は使い方は実は微妙に違いますので、それについても見ていきましょう。
 

先般は改まった言葉である

先般は、改まった文章に最適な言葉となります。ですので、ビジネスや公式の場では、非常にふさわしい言葉と言えます。ですが、プライベートなどで使ってしまうと、少し堅苦しい言葉遣いをする印象を相手に与えてしまう可能性があります。

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先般と先日の使い方の違いとは

先般と先日の使い方の違いとはの画像
では、実際に先般と先日はどのように使い方が変わるのでしょうか、どのような違いがあるのでしょうか。
 

先般と先日の違いについて

ビジネスシーンにおいて、先日は口語で使うことはありますが、基本的に先般は口語で使うことはないでしょう。

その他にも、明確な違いがあります。それは、「般」と「日」の違いです。
 

般と日で違いを覚えよう

  • 般の意味とは…

般は、物事の種類やたぐいのことを意味します。他には、ある局面や回といった意味があります。

  • 日の意味とは…

日は、日にちという言葉があることからわかるように、時間に軸を置いている言葉です。

このことから、先般は「出来事」に重点を置いているのに対して、先日は「日にち」に重点を置いています。

言葉の意味の違いから、先般と先日を使い分けていきましょう。
 

先般の正しい使い方

先般と先日にも微妙なニュアンスの違いはあります。先日の場合は、過去の話をするときに「過去のある日」という意味で話します。ですので、先日にはいつ起こったのかということに重点を置いて話したいときに使います。

一方、先般を使う際は「過去のある日」といったいつ起こったのかということに重点を置かず、何が起こったのかと言うことを説明したいときに使います。

このように、話の重点をどこに置くかで先般と先日の使い方は変わってきます。

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実際に先般と先日の使用した例文を見てみよう

先般と先日の使用した例文を確認しようの画像
では、ここまで先般と先日の意味や使い方を確認していただきましたが、実際にどのように使うのかを例文から確認していきましょう。

また先般は副詞的用法と名詞的用法のどちらでも使うことができるので、どちらの用法も確認していきましょう。
 

先般の使用例とは

先般の副詞的用法

  • 先般申し上げたとおり、恐縮ですがお断り申し上げます。
  • 先般ご説明させていただいた通り、こちらを終了いたします。

先般の名詞的用法

  • 先般はお忙しい中、ありがとうございました。
  • 先般の件ですが、現在の進捗はいかがでしょうか。

先日の使用例とは

  • 先日はご足労おかけいたしました
  • 先日は大変お世話になりました
  • つい先日、はじめて東京に行きました

といったように、使い分けるのは難しいのですが、「日にち」か「出来事」かどちらに重点を置いているかを意識して使うようにしましょう。

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先般のその他類義語とは

先般のその他類義語とはの画像
先般と先日の使い方や意味、使用例等を確認していただきましたが、先般には他にも類義語があるので、そちらも確認しましょう。
 

先般の類義語とは

  • 先日
  • 過日
  • この間
  • 以前
  • あの日

などが挙げられます。

先般の似たような意味言葉として、挙げられるのは他にも今般があります。
 

今般と先般の違いや意味とは

今般の意味は、今回やこの度といった意味に近いです。

先般と同様に、「出来事」に重点を置く場合に今般を使います。

官僚や政治家等が好んで使う先般や今般は、一件かなり丁寧な言葉に見えますが、このような違いがあるということを覚えておきましょう。

今般の期間とは?

今般は、先般の対義語ですので、最近の起こっていることを指します。

今般の場合、物事が進行中の時のみ使える言葉ですので、物事が終わってしまった場合は今般は使うことができなくなってしまいます。

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先般と先日の違いまとめ

いかがでしたでしょか。今回は、「先般」と「先日」の違いと「今般」の意味や違いについて詳しくご紹介いたしました。

「先般」はビジネスや公式の場面で非常に使える言葉ですが、プライベートでは少し使いづらい言葉と言えるでしょう。一方、先日はカジュアルな場面で使いやすい言葉と言えるでしょう。

また「今般」は、現在進行中の物事だけに使うことができ、物事が終わってしまった場合、使えなくなってしまいます。

このように、ビジネスでよく使われる言葉は小さな違いもありますので、しっかりと覚えておくと良いと言えるのではないでしょうか。

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