
新卒・転職面接での落ちたサインとは?落ちたサインを出されない方法を解説
就職活動で避けては通れない面接。就活生の中には、「面接官のあの仕草は落ちてるサインでは?」と面接官の一挙一動に不安感を覚えている学生が多いようです。「いつも面接に落ちてしまう」という就活生の面接には、落とされるサインが知らず知らずの内に、面接官が出している場合があります。この記事では、「面接には落とされるサインがあるのかどうか」や「面接で落とされないようにする為の対処法」などを徹底解説していきます。
新卒面接での落とされるサイン11選
- ・落とされるサイン|リアクションが薄い
- ・落とされるサイン|逆質問の時間がない
- ・落とされるサイン|「向いていない」と言われる
- ・落とされるサイン|面接時間が極端に短い
- ・落とされるサイン|仕事に関係のない話が多い
- ・落とされるサイン|「最後にアピールすることはありませんか?」
- ・落とされるサイン|面接官がメモを取らない
- ・落とされるサイン|次の選考に関する説明がない
- ・落とされるサイン|質問が少ない
- ・落とされるサイン|不採用の場合の話をされた
- ・落とされるサイン|合否の連絡予定日に連絡がない
就活生の中には、面接後のふとした瞬間に、「面接官のあの仕草は実は落とされるサイン(不合格サイン)ではないのか?」と、自分が落ちている可能性を危惧してしまう人が多いようです。
就活生によっては、印象的な面接官の仕草が気になりすぎてしまい、次の面接の準備に集中できないという人もいます。
ここでは、「面接官が行う落ちる可能性のあるサイン11選」をご紹介します。
ぜひご覧ください。
落とされるサイン|リアクションが薄い
面接官が行う落とされるサインの1つ目は、学生の回答に対するリアクションが薄い場合です。
面接官からの質問に一生懸命回答したにもかかわらず、面接官のリアクションが「そうですか」「分かりました」といった淡白な一言だけ、「回答に対する深堀が一切ない」という経験をした事がある就活生は多いのではないでしょうか。
面接官も人間です。
興味ある(魅力を感じている)学生がいた場合、薄いリアクションを取る・深堀をしないという事は少ないと考えられます。
元々リアクションが薄い面接官、あるいは、学生に対しては薄いリアクションを取ると予め決めている面接官の場合は、必ずしも不合格サインとは言えませんが、リアクションが薄い場合は不合格サインの場合である事が多いようです。
落とされるサイン|逆質問の時間がない
面接官が行う落とされるサインの2つ目は、逆質問の時間がない場合です。
一般的に、多くの面接官は入社してほしいと感じている学生に対し、「自社の魅力を知ってもらう」・「感じている疑問を解消してもらう」目的で、逆質問の時間を設ける場合が多いようです。
逆質問の時間は、学生だけでなく、企業にとっても自身のアピールを行う場でもあります。
自社の良さをアピールする時間である逆質問が省かれるのは、「これ以上不合格にする学生に自身の時間を費やす必要がない」と考えた結果での行動である可能性があります。
落とされるサイン|「向いていない」と言われる
面接官が行う落とされるサインの3つ目は、「君は弊社には向いてないよ」と言われた場合です。
面接官によっては、この学生は自社に合わないと判断した場合に、「うちの仕事に向いていないよ」「君の性格はうちの社風に合わないよ」と伝える場合があるようです。
しかし、いわゆる「圧迫面接」であった場合には、意図的に向いてない発言を行っている場合もあります。
あえて「向いていない」と突き放すことで、どのような学生が反応を見せるか試す面接官も一定数いるようです。
必ずしも「落とされるサイン」である訳ではありませんが、この発言をされた後に不合格だったとう学生は多いようです。
落とされるサイン|面接時間が極端に短い
面接官が行う落とされるサインの4つ目は、面接時間が極端に短い場合です。
1時間の予定の面接だったにも関わらず、15分くらいで終わってしまったという経験をした事のある就活生は多いのではないでしょうか?
JobQにも以下のような体験談が投稿されていました。
最終面接で面接時間が短かったら不合格のサインですか?
面接の合格サインについて
私は現在大学四年生で就活中です。先日、企業の最終面接を受けました。そこで私自身は準備した事も自分の想いも全部出し切れたと思い、実際に面接官の方にも「ビジネス感覚が鋭いね」や「もし入社したら、○○事業に挑戦できる環境だよ」や「また何かわからない事があれば人事に連絡してね」という言葉を頂くことが出来ました。
しかしながら、本来30分を予定されている面接が18分で終わってしまい、不採用ではないかととても不安です。
なにか合否予想の判断材料になるサインはありますでしょうか?
予想する時間が無駄なのは重々承知しておりますが、頭では理解しててもメンタル的に不安なので質問させていただきました。
小さな会社を経営しております。プログラマーです。
まず、最終面接ってだいたい役員面接です。面接する人は、人事ではなかったりします。
その企業の最低限の基準は満たしてるから最終面接になります。
人事には採用目標数があり、何人採用しなければいけないかが決まっています。そこでむやみやたらに役員の人が落としたとしたら、目標達成できないではないですか、ということになってしまいます。逆に落とさないといけないような人が面接に来たら「ちょっと気を付けてよ」と注意されます。一方で、...続きを見る
面接時間が短くなる理由としては、以下の場合があります。
1.面接官が学生に興味をなくした場合(不合格だと判断した場合)
2.予め準備されていた質問リストを全て消化した場合
3.早々に合格だと判断した場合
面接官が早々に不合格と判断し、面接を早く切り上げる場合もあれば、上記の体験談にもあるように、役員面接(最終面接)で、一定の採用基準を満たしているが故に、そもそも質問する事がなく、面接を早々に切り上げる事もあるようです。
落とされるサイン|仕事に関係のない話が多い
面接官が行う落とされるサインの5つ目は、仕事に関係のない話が多い場合です。
面接官と趣味などの話で盛り上がり、良い雰囲気だったのに、落ちていたという経験をした事がある就活生は多いのではないでしょうか。
一見合格サインのように見えますが、話の内容が仕事に関係のないものばかりだった場合は注意が必要です。
「不合格だけど、良い雰囲気で面接を終わらせよう」と考え、意図的に会話を盛り上げている面接官は、実は多いようです。
落とされるサイン|「最後にアピールすることはありませんか?」
面接官が行う落とされるサインの6つ目は、「最後にアピールすることはありませんか?」と面接官から言われた場合です。
面接の最後にこの発言をされた経験のある就活生は多いのではないでしょうか?
この発言は、「評価に関わらず、面接官が学生にやり残した事がないかどうかを確認する場合」と「評価が悪い学生に、最後のアピールチャンスとして問い掛けている場合」があります。
後者の場合、質問をされた時点では、不合格サインである可能性がありますが、そこからの回答次第では挽回できる可能性も十分ありますので、諦めないようにしましょう。
落とされるサイン|面接官がメモを取らない
面接官が行う落とされるサインの7つ目は、面接官がメモを取らない場合です。
「一生懸命話しているのに、面接官が全然メモを取ってくれない」という経験をした事のある就活生は多いようです。
面接官がメモを取らない場合は、不合格サインである可能性が高いと言えます。
面接官は1日に何人もの学生と面接を行う為、後から学生の評価をし直す為には、メモを取る場合が多いようです。
その為、面接官がメモを取らない場合は、「後から思い出す必要がない=不合格サイン」である可能性が高いと言えます。
落とされるサイン|次の選考に関する説明がない
面接官が行う落とされるサインの8つ目は、次の選考に関する説明がない場合です。
面接官によっては、合格と判断した学生に対して、次回選考の準備をしっかりしてもらうべき次回選考に関する詳細な説明を行う場合があります。
その為、次回選考に関する説明がない事は不合格サインの場合があるようです。
しかし、企業によっては次回選考に関する連絡は、面接後のアンケートメール等で行う場合もあるようなので、必ずしも不合格サインとは限りません。
落とされるサイン|質問が少ない
面接官が行う落とされるサインの9つ目は、質問が少ない場合です。
就活生の中には、「2つしか質問がされず面接があっという間に終わった...」という経験をした事のある学生は多いようです。
面接官からの質問が少ない理由としては、「早々に不合格と判断し、面接を打ち切った場合」と「予め、面接で聞く質問数が決まっていた場合」があります。
前者だった場合、不合格サインである可能性があります。
しかし、就活生には判断がつかない出来事ですので、気にしすぎないようにしましょう。
落とされるサイン|不採用の場合の話をされた
面接官が行う落とされるサインの10つ目は、不採用の場合の話をされた場合です。
面接の最後に、面接官から以下のように言われた経験のある就活生は多いのではないでしょうか?
「不採用だった場合には連絡を行いませんので、ご了承ください」
このような不合格だった場合の話をされた場合は、面接官が「意図的に落とされるサインとして伝える場合」と、「このように伝える決まりであるから伝える場合」があります。
JobQに「不採用の場合の話をされた場合の対処法」について詳しく解説している記事がございますので、ぜひご覧ください。
関連記事
▶︎面接で不採用の場合の話をされた意図とは?落とされる際の面接官のサインも紹介
落とされるサイン|合否の連絡予定日に連絡がない
面接官が行う落とされるサインの11個目は、合否の連絡予定日に連絡がない場合です。
面接官から指定さえた選考結果通知日に企業からの連絡がない場合には、不合格である可能性があります。
しかし、企業によっては合否判定に時間がかかっており、数日遅れが生じる場合があるようです。
次からは、「いつまでに面接結果がこなければ不採用なのか」について詳しく解説していきます。
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