
【転職に役立つ】医療機器営業職への志望動機の書き方を伝授
まず、医療機器業界の営業職へ転職するのは簡単ではありません。医療の業界は医師や看護師等医療従事者がお客様となり非常に特殊な営業になるからです。年齢や経験にもよりますが、営業実績や面接での印象によっては転職が成功に繋がるケースも少なくありません。では、医療機器業界への転職を成功させるにはどのようにすれば良いのでしょうか。今回は書類、面接で聞かれる志望動機について掘り下げていいきましょう。
書類における志望動機を書く時のポイント
仕事内容を調べておくこと
まずは転職を考えるにあたり、仕事内容を具体的に書くことを心がけましょう。
医療業界への興味、応募先企業への関心を具体的かつ熱量が伝わるように書くことが大事です。
また、特殊な業界にはなるため同時に医療機器営業に関しての仕事内容は事前に調べておくと具体性が増します。
ここで少し医療機器業界の営業スタイルを明記しておきますのでご参考にしてください。
下記は整形外科の営業の場合になります。
循環器科や脳外科等、オペの立ち合いがあるメーカーの場合も同様のケースになります。
9:00 出社or直行、メールチェック、当日の準備 |
10:00 営業車で出発 |
11:00 代理店訪問 |
12:00 1つ目の病院:オペの立ち合い |
14:00 2つ目の病院:製品説明等、営業活動 |
16:00 オペ打ち合わせ |
18:00 3つ目の病院:製品説明等、営業活動 |
20:00 帰社or直帰 |
整形外科に限ってはオペは少ない時は1日1~3件、繁忙期は3~5件入ってきます。
繁忙期になると上記のような日程にはならず、1日オペだけで終わることも少なくありません。
また、営業活動についてですがここが最も特殊といえるかもしません。
基本的にはアポイントは取らず、外来やオペ室の前でドクターをひたすらに待つことになります。
医局や会場を借りて製品説明会はアポイントを取りますが、
その際はメーカー側が参加者全員の弁当や飲料を準備し行います。
更に医療機器営業と言えば、「接待」のワードが必ず出てきます。
最近では製薬業界の一斉禁止の影響もあり少なくなってきましたが、未だ根強く残っています。
ただ、規制はどんどん厳しくなってきていますので将来的には無くなる可能性も考えられます。
医療機器営業に関する口コミもご紹介
医療機器営業の仕事が他の業界よりも優れている点や苦労する点は何ですか?
医療機器営業についての質問です。
(来年度から外資系医療機器メーカーで働く予定の者です。)
扱うもの自体と用途について一般的とは言えないので、医療機器営業の特徴を教えていただきたいです。
具体的には、
1.業務において苦労する点
2.他の業界、職種よりも良い点
以上をお伺いしたいです。よろしくお願いいたします。
なにを扱うかにもよりますが、営業する上での説明責任がおそらく他のものよりは求められることが苦労する点ではないでしょうか。
言った言わないで重篤なトラブルにもなりかねません。
また、物によっては夜中でも対応しなくてはならないということも中にはあるかもしれません。
一方で比較的年収はいいのではないでしょうか。
専門的であり、プロ意識高く営業できるところは私としては誇りを持って続けられることにつながりました。
業務における苦労点
命に直結する機器もありますからかなりの知識が必要になります。
手術への立会いなどもありますしその際Dr.から使用方法などについて情報提供を求められる事は多々ありますので知識不足は致命的です。
他の業種より良い点
他業種と比較して給料が良い
病気に対する知識が付く
記載すべき事
上記を踏まえた上で、転職の際、書類での志望動機は以下の内容は必ず抑えて記載してください。
- 医療業界においての応募先企業の立ち位置
- 数ある医療機器メーカーがある中でなぜ応募先企業なのか
- 未経験でも医療機器営業に挑戦したい理由
- これまでの営業経験で身につけたスキル、経験、実績
- 医療機器営業として何をやっていきたいか