2次産業を支える業界のため、日本からの撤退など、よほどのことがない限り、将来性は日本の将来性と同等。 このような安定性が、事業の強み。
売っているものが酸素や窒素など同業他社と差別化があまり図れないもので、安売り競争になってしまうので事業の強みが発揮できているとは言えない。業界の中で4位以下なので、先行きも厳しい部分がある。
エア・リキードフランス本社は盤石です。やはり世界1位(2位だったかな?)ということもあり、世界中に顧客がいるため景気が落ち込んだとしてもそれほど大きなダメージをまずない。ガスは産業の血という言葉もありますのでまず大丈夫だと思います。ただ、日本のエア・リキードは日本支社ということで主に日本国内の顧客メインとの取引となり、国内競合と少ない顧客を取り合う環境です。そのため、日本の産業が落ち込むとダメージを受けやすい。ほかのガス企業とも違い多角企業ではないため、より痛手を受ける。今後、景気が悪くなるとさらに会社の先行きが不安でしょうがないです。 事業としては日本の特異性もあって電子材料向けが非常に強い。