日本の人口減少がほぼ確定しているため、日本の鉄道事業・地域開発の領域を世界に拡大していこうとしている。 一度海外投資に失敗した過去があったため、消極的だったが、活路はこれしかないため手探りながら事業投資をしている。 その中長期計画の方向性は立派だが、しがらみが多々あるため、短期計画はうまくいっていない。 それはコンプライアンスを守る会社であるがため、他国の企業を出し抜くことができない、加えて社員の能力不足が否めない。 ダイバーシティを掲げている割に、学歴も性格も仕事のスタイルも似ている社員が多数在籍している。 その中でも数名バイタリティがある物もいるが、いちプレイヤーとしての限られた能力だけである。 また、大半の社員は公家のようなスマートな仕事に消極的な取り組み方なので肝心なところでがめつさが出ず競合に負け越しといった感じである。 現在マネージングプレイヤーとして動いている方たちが ちゃんとしたマネージングができる外部の人間を受け入れ、効率的に事業を行えば活路は開けるだろう。
リアル事業の集合体であるため、非リアル事業が伸びている今般では苦しい状況にある。 一方で自社沿線は肥沃なマーケットでもあるため沿線と共存して生きていくことが推測される
沿線開発に強みがあり、すみたい街ランキングの上位にも常連の町がある。渋谷をはじめとした再開発や、相互直通運転の実施により、乗車人員数を大きく増やすなど鉄道事業では磐石な基盤を持つ。グループ各社での囲い込みもあり、しばらくの間は安泰ではないか。少子高齢化による沿線人口の減少は懸念されるが、不動産や空港運営などの新規事業への多角化を進めており、今後の進展が注目される。