手帳サイズの語録を入社時に渡される。語録は有名な書籍の重要な部分を抜粋したようなものである。入社してから1年~3年目くらいのうちは語録に対し宗教的な感じを受け毛嫌いしていたが、後輩や部下ができ、任される仕事が増えてくると語録のすばらしさが分かってきた感じがする。例えば働く意義等が分からなくなってきたときの道しるべにもなったと思う。会社が進む方向に社員全員の意識を向けさせる1つの道具としては有益なものであったと今は思っている。毎年、増収増益を達成するために、毎年自分の仕事内容もブラッシュアップすることが求められるが、その際にも語録を活用する機会があったと思っている。語録は有名なビジネス書籍のキーワードの抜粋であるため、もっと理解しようと考えて、キーワードを書いている書籍を買って読んだ覚えがある。自分のやりたい仕事を見つけたのでユニ・チャームという会社を辞め、もう10年以上たっているが、様々な経験を積ませて頂けた良い会社であったと思っている。