良くも悪くも保守的で、製薬の研究所の場合は仕事を頑張って良い成果を出してもあまり評価に繋がりませんし、成果を出せなくても真ん中の評価を貰えます。最高評価は経営幹部クラスの鶴の一声がなければほぼ貰えません。 そのような環境のため、全体的に活気がなく、研究員にもかかわらず挑戦も自己研鑽もせずダラダラと働いている人が大半です。真面目に働かなくとも公務員並みの給料が貰えるため、やる気のある新入社員もそのような雰囲気の中で堕落していきます。やる気や上昇意欲のある社員は早々に転職しています。 出世に関しては、入社以来ろくな成果を出していない人が研究所の部署のトップになるケースが多く、成果を出すことよりも上に逆らわず気に入られることが重要です。反対に、優れた成果を出しており、人望があっても、改革的な考え方を持ち良い意味で人とぶつかり合って前進していくタイプは出世できていません。