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ピエール・ブリュデューの「再生産」にある概念で、金銭や財産ではなく、身につけていると社会的な価値を生む振る舞いや知識のことです。 フランスでの話・・ではあるんでしょうけど、学校で教えている勉強のけっこうな部分が、上流階級の人たちが普通に使っていることを全員に覚えさせようとしてる、という話です。(日本では上流階級って言い方はそんなにしないですよね。たぶんヨーロッパでの階級の概念は強烈なものなんでしょう。) 親に英語を話す友人がいて、普通にピアノを弾く家族がいて、敬語が日常生活にあり、勉強するのは当たり前・大学行くのも当然という家庭環境の人は、学校でも点数を稼げますね。そうでない家庭で、勉強しすぎると疎外感があり、大学行くかで悩み、周囲の人が使わない・慣れない・知らない知識を詰め込まれる人は大変ですね。 それで、「良い家庭環境」の人がそのまま受験すれば圧倒的な差で楽々学歴が得られて、自然に身についてるマナーで就職活動での面接での印象も良く「コミュニケーション能力」も高くなりますよね。そして、それが次の世代に相続され階級が固定化されます。 ・・というお話です。記憶ベースですけど。
別に高尚な趣味じゃなくてもいいんですけど、ギタリストのcharの家にはギターやロックの文化資本があったから、息子のJesseがRIZEを結成して成功した。 そういうのも文化資本ではあります。