
自衛隊はやっぱりつらい・大変?隊員の声と実情をご紹介
自衛隊の仕事が「つらい」と言われる理由はどこにあるのでしょうか。本記事では、自衛隊員の1日のスケジュールや、つらいと言われる理由について、陸上・海上・航空、それぞれ3つの分野からご紹介します。さらに、訓練や上下関係、プライベートの制限などの面から、つらいと感じられる部分を現役自衛隊員の声も一緒にご紹介するので、ぜひご覧ください。
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自衛隊員の1日
自衛隊の1日のスケジュールは、配属先や職種、寮生活の有無などによって異なります。
ここでは航空自衛隊を育成する航空学生の一日を紹介します。
【航空自衛隊の一日】
時刻 | スケジュール |
06:00 | 起床/日朝点呼/間稽古 |
06:10 | (間稽古後)朝 食/洗 面/身辺整理 |
06:50~07:05 | 清 掃 |
07:05~ | 課業準備 |
07:30 | 群旗掲揚 |
07:35~08:00 | 間稽古 等 |
08:00 | 課業行進 |
08:05 | 朝 礼 |
08:15 | 国旗掲揚 |
08:25~12:05 | 午前課業(主に教育隊の訓育) |
12:05~13:00 | 昼 食 |
13:00~16:40 | 午後課業(主に学生隊の訓育) |
16:40~17:00 | フレキシブルタイム |
17:00~17:45 | 国旗降下/航友会活動準備(夕食、入浴、身辺整理) |
17:45~18:45 | 航友会活動 |
18:45~19:30 | 自習準備(入浴、身辺整理) |
19:30~19:40 | 区隊内命令下達 |
19:30~21:30 | 自習/TVニュース視聴 |
21:30~21:55 | 就寝準備等 |
21:55 | 日夕点呼 |
22:10 | 消灯 |
このような生活に近い形で、実際の自衛隊も一日を過ごしていると言えます。
日常は訓練中心の日々となるようで、8時半から17時15分まで訓練が行われます。
部隊によっては事務仕事や武器を用いての演習、体力トレーニングなどが行われ、知識や技術の向上、体力強化に励み緊急の事態などに備えています。
自衛隊は、起床時間から消灯時間までのタイムスケジュールが決まった規則正しい生活を送ることになります。
訓練終了後は自由時間もあり、その時間を使って洗濯やアイロン掛けなどもします。
訓練は厳しいですが、毎日規則正しい生活となるため、大変充実した1日を送れることは間違いないでしょう。