人と話せる仕事10選！役立つ資格や就職を成功させるポイントも解説

誰とでも分け隔てなく話せる人や、人の話を聞くのも好きな人は、人と話す仕事に向いているといえます。以下の10の仕事を参考に、自分の強みを活かせる職業を探してみましょう。

• 営業
• コールセンター
• 販売員
• 飲食店のホールスタッフ
• ホテルスタッフ
• 受付
• ツアーガイド
• 看護師
• 美容師
• キャリアコンサルタント

営業

営業は、自社の商品やサービスを提案し、購入や契約につなげる仕事です。新規営業とルート営業に大きく分けられます。いずれも人と話す機会が多く、1人の人とじっくりと付き合いたい場合に向くでしょう。

新規営業は新規の顧客を開拓しながら商品やサービスを紹介していく営業です。飛び込み営業とも呼ばれます。断られるのが前提であるほか、ノルマが設定されることも多いため、メンタルが強い人に向く仕事です。

一方のルート営業は、既存顧客からの追加の契約獲得・更新を目的とした営業です。お互いに相手を知っているため、精神的な負担を抑えられます。 ノルマも新規営業よりは少ない傾向があります。

営業は業界や企業により特徴が大きく異なるため、目指す場合はしっかりとリサーチを行いましょう。

関連記事
▶︎営業職に向いている人・不向きな人の特徴5選│求められるスキルや能力も解説

コールセンター

企業と顧客をつなぐ役割を担うのがコールセンターです。電話を受けるインバウンド業務と電話をかけるアウトバウンド業務があるほか、メールやチャットの対応を行う場合もあります。

1日に多くの人と接することができる点が、コールセンターの魅力です。対面ではないものの、人と接するのが好きなら相手に寄り添った対応ができるでしょう。基本的にはマニュアルが用意されているため、未経験者も安心して業務に取り組めます。クレーム対応がくる可能性もありますが、マニュアルやスーパーバイザーに頼ることもできるでしょう。

コールセンターは、長時間の座り仕事が基本です。適度に席を立ったりストレッチをしたりなど、長時間同じ姿勢でいることへの対策が必要といえます。身体を動かすことが好きな人にとっては、苦痛に感じることもあるかもしれません。

販売員

店頭で接客しながら商品を販売する販売員も、人と話す機会が多い仕事です。取り扱う商品により客層が異なるため、客層に合わせた販売業務ができることにやりがいを感じやすいでしょう。

販売員は接客だけでなく、レジ打ち・品出し・在庫管理・清掃・レイアウト決めなど、さまざまな業務を行います。基本的に立ち仕事であるため、ある程度の体力が必要です。

1人の相手とじっくり話すというよりは、さまざまな人と広く浅く接する仕事だといえます。来店客から質問を受ける機会も多いため、話を聞く力も求められます。

関連記事
▶︎【販売員の志望動機】採用側に評価される3つの書き方と例文を紹介

飲食店のホールスタッフ

飲食店のスタッフは、キッチンスタッフとホールスタッフに分けられます。このうち、人と話すことが多い仕事は、フロアで接客業務を行うホールスタッフです。

ホールスタッフはキッチンスタッフと密に連携を取りながら、顧客の相手もしなければなりません。入店後の案内や注文の受付、レジ対応など、多くのシーンで顧客と接します。

人と話すのが好きな人は、やりがいを感じながら楽しく仕事ができるでしょう。ただし、職場や時間帯によっては休む暇もないほど忙しいため、販売員以上に体力が必要です。

関連記事
▶︎【接客業経験者の自己PR例文】評価される3つの書き方をご紹介

ホテルスタッフ

ホテルスタッフも、人と話すのが好きな人におすすめの職業です。ホテルに関するさまざまな業務の中で、宿泊客や他のスタッフと接する機会が数多くあります。

ホテルスタッフの中でも特に人と接する機会が多い仕事は、宿泊手続きや宿泊料の精算を行うフロントと、荷物の運搬や問い合わせへの対応を行う接客担当です。

ホテルには外国人観光客をはじめ、普段出会うことのない人々が訪れるため、多様な人と交流したい人に向いています。ただし、外国人の接客が必要なホテルのスタッフには、語学力が求められるでしょう。

受付

受付は企業や団体の入り口で来客対応を行う職業です。通常は受付カウンターに待機し、来客があったら用件を聞いた後に担当者へ連絡したり訪問先に案内したりします。

受付を設けている企業では、来客が最初に受付を通るため、受付として働けばさまざまな人と話せます。女性が多い点や企業の顔になれる点も受付の特徴です。

受付は精神的なストレスをためにくく、肉体的な疲労も感じにくい仕事だといえます。ただし、丁寧な態度や手際の良い応対が求められるほか、館内の配置や企業の組織体系などを覚えておくことも重要です。

関連記事
▶︎受付の仕事内容とやりがい｜勤務先・業務で必要な能力も解説

ツアーガイド

観光ツアーの参加者を案内するツアーガイドも、人と話す機会が多い職業の一つです。参加者が安心してツアーを楽しめるよう、終始さまざまなサポートを行います。

観光ツアーには子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人が参加するため、年齢を問わず誰とでも話せる人が向いているでしょう。人に喜んでもらうのが好きな人にもおすすめです。

ツアーガイドにはコミュニケーション能力だけでなく、細かな気配りができることや観光先に関する深い知識も求められます。また、外国人を相手にする場合はある程度の語学力も必要です。

関連記事
▶︎ツアーガイドの仕事内容とは？必要な資格やなり方を紹介！

看護師

看護師は医師のサポートや患者のお世話を行う仕事です。患者だけでなく、患者の家族や他の医療スタッフなど、さまざまな人と話す機会があります。

患者との距離が近いため、人の役に立っていることを実感しやすいでしょう。誰かに尽くすのが好きな人や、感謝されることにやりがいを感じられる人に向く職業です。

看護師になるためには、国家資格を取得しなければなりません。所定の学校や養成所を卒業し、国家試験に合格する必要があります。

参考：看護師 - 職業詳細 | job tag（職業情報提供サイト（日本版O-NET））

美容師

髪の毛の手入れ全般を行う仕事が美容師です。ヘアカット・カラーリング・パーマなどの業務を通して、接客サービスも行います。

1人の相手と話す時間が長く、業務を通じて深いコミュニケーションを取れるでしょう。来店客がリピーターになれば話す機会増えるため、より親密な関係になれます。

美容師になるためには、国家資格である美容師免許を取得する必要があります。コミュニケーション能力以外に、美的センスや技術も重要な職業です。実務経験を積んで独立し、自分のサロンを持つこともできます。

参考：美容師 - 職業詳細 | job tag（職業情報提供サイト（日本版O-NET））

関連記事
▶︎【美容師の自己PR例文】履歴書の書き方やアシスタントの転職に使える！

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、相談者のキャリアについて助言や指導を行う職業です。相談者が適切にキャリアを設計してより良い人生を送れるよう、専門家としてサポートします。

キャリアコンサルタントには、相談者に寄り添える能力や適切なアドバイスを送れる能力が不可欠です。人の相談に乗るのが好きな人に向いています。相談者の人生に関わることができるため、やりがいも感じやすいでしょう。

キャリアコンサルタントと称して働くためには、国家資格であるキャリアコンサルタントの資格取得が必要です。「キャリアコンサルタント試験」または「キャリアコンサルティング技能検定（1級・2級）」に合格し、名簿に登録することで、キャリアコンサルタントを名乗ることができます。

参考：キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント - 職業詳細 | job tag（職業情報提供サイト（日本版O-NET））

関連記事
▶︎キャリアコンサルタントになるには資格が必須！難易度や取得講座は？