同僚に送る年賀状の一言｜例文付きで相手の選び方や注意点も解説

会社の同僚に年賀状を出すときは、あまり堅苦しくないフランクな一言メッセージを添えて送りたいですよね。

同僚への年賀状ではどんな添え書きがよいか紹介します。
 

一般的な添え書きや一言とは

職場の人に送る年賀状に書く一般的な添え書きは、普段の職場での感謝気持ちを表したり、仕事の激励をしたり、飲みに行こうなどのお誘い、健康への気づかいなどです。

普段どれくらい親しく接しているかによって使い分けるとよいでしょう。
 

同僚に送る定番のメッセージなど

同僚へのメッセージとして定番なのは、仕事の激励やお誘いなどの添え書きでず。

シンプルに、「今年もお互い頑張ろう！」や、「また飲みに行こう！」といったメッセージは素直に伝わりやすいためおすすめです。
 

記載する挨拶と添え書きの文例

裏面がすでに印刷されている年賀状でも、必ず一言手書きで添え書きを入れるようにしましょう。

同僚への年賀状に書く挨拶の文例をいくつか紹介します。
 

「今年も息抜きでたまには飲みに行こう！」
「お互い健康第一で頑張ろう！」
「いつも仕事で助けてくれてありがとう」
「気づいたら入社3年目。お互い飛躍の年にしよう！」

こういった一言メッセージを、全員同じ内容ではなく、相手によって変えるのがおすすめです

人数が多い職場では色々な人から年賀状が届くことになります。

ほかの皆とはちょっと違ったメッセージを送りたいときにおすすめのコメントの書き方を紹介します。
 

喜ばれるメッセージやコメントについて

皆と違うコメントを書くときに気をつけたいのが、あくまで新年のお祝いなのであまり奇抜な内容は避けた方がよいということです。

年賀状は届いた相手の家族が見ることもありますので、あまりふざけた内容は書かないようにしたうえで、面白いメッセージが喜ばれます。
 

面白いメッセージや添え書きの文例

面白いメッセージの添え書きの例としては、他愛のないダジャレがおすすめです。

たとえば、その年の干支にちなんで、酉（とり）年なら「ケッコーな年にしましょう！」や、犬年なら「今年は犬にちなんでワンダフルな年にしましょう！」などです。

同僚以外の職場の相手に送る年賀状について紹介します。
 

部下に送る年賀状について

部下に年賀状を出すなら、添え書きとして過去1年間の努力を褒めるような内容がおすすめです。

将来に期待する気持ちをメッセージで表現してもよいでしょう。
 

上司に送る年賀状について

上司へ送る年賀状は、添え書きは少しかためのメッセージがおすすめです。

普段お世話になっていることに感謝しているという内容や、今後ともご指導よろしくお願いしますという内容がおすすめです。

年賀状のデザインも無難なものにしておいた方がよいでしょう。
 

取引先やお客様に送る場合

取引先やお客様に送るときは、さらにかためのメッセージがおすすめです。

「本年も変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます」「本年もより一層お役に立てるよう努力して参ります」など、定型的なメッセージを添えるのがおすすめです。

会社の人間関係には上下関係もありますので、どこまで年賀状を出せばよいか迷うこともあるかもしれません。

年賀状を送る相手の選び方を紹介します。
 

送ったほうが良い相手とは

会社員の年賀状は当然上司に送ることもありますさし、同僚や部下に送ることもあります。

喪中の人でなければ目上の人も含めて誰に送っても大丈夫です。

社内で接点があり、これからもお世話になる人に対しては積極的に送っておいた方がよいでしょう。
 

同僚や部下に出さないのはありか

同僚や部下に対しては、年賀状を出さないという選択肢もあります。

ただし、社内で年賀状を送るのが普通となっているなら、送らないと人間関係に影響する場合もあります。

しかし、仲の良い人だけ送るというのはあまりよくありませんので、送るなら全員に送り、送らないなら誰にも送らないとはっきりするのが理想です。
 

住所などを調べられて年賀状が届いた場合

自分の住所を知らないはずの相手から年賀状が届くこともあります。

住所を調べられたことになりますが、会社の資料などで住所かわかるようになっているなら特に問題ないでしょう。

お返しでこちらからも送っておくようにしましょう。

年賀状の書き方の注意点についても確認して、うっかりマナー違反をしないように気をつけましょう。
 

やってはいけないマナーなど

年賀状を送るときに気をつけたいマナーとしては、喪中の人に対して送ってはいけないということです。

年賀状は新年のお祝いなので、喪中の人にお祝いをするというマナー違反となります。

また、年賀状でメッセージを書くときに気をつけたいのは、縁起の悪い言葉を使わないということです。

苦しい、痛い、落ちる、倒れるといった言葉はお祝いにはふさわしくありませんので別の言葉を使うようにしましょう。

また、前の年としいう意味で「去年」という言葉をうっかり使わないように気をつけましょう。

「去」という漢字がお祝いにうさわしくないため、代わりに「昨年」を使いましょう。

目上の人などかしこまったメッセージにするなら、「旧年」を使うのもよいでしょう。
 

気を付けたほうが良いポイント

また、裏面だけでなく年賀状の宛名の書き方にも注意しましょう。

宛先の住所としては、省略せず都道府県から完全な住所を書くのがマナーです。

都道府県なしでも届きますが、お祝いとしてふさわしくありませんので注意しましょう。

宛名で使う敬称は、年賀状でも個人名の後には「様」、会社名や部署名の後には「御中」を使います。

オリジナルのはがきを使うときは、切手を貼ったすぐ下に赤文字で「年賀」と書くのを忘れないようにしましょう。

年賀の文字を忘れると通常の配達スケジュールで年が明ける前２届いてしまいます。

今回は職場の同僚などに送る年賀状の書き方や注意点について紹介しました。

年賀状を送るタイミングは一年に一度しかありませんので、同僚や上司、部下とのコミュニケーションのチャンスと考えましょう。

親しい同僚や部下の場合は面白い添え書きを工夫するのも楽しいでしょう。
ぜひ今回の内容を参考にして素敵な年賀状を作成してみてください。