
【仮想通貨スピンドルとは?】価格や購入方法などご紹介します
皆さん、「仮想通貨スピンドル」についてご存知でしょうか?仮想通貨スピンドルは、別名「ガクトコイン」とも呼ばれ、これは、人気芸能人であるGackt氏が広告塔となって世の中にスピンドルを広めたことが関係しています。今回は、スピンドルが詐欺コインと言われる理由や価格・購入方法についてなど、詳しくご紹介します。
仮想通貨スピンドルとはどのようなもの?
仮想通貨スピンドルとは、そのような仮想通貨なのでしょうか。
仮想通貨スピンドルについてご紹介します。
仮想通貨スピンドルとは?
仮想通貨スピンドルは、別名「ガクトコイン」とも呼ばれています。
これは、人気芸能人であるGackt氏が広告塔となって世の中にスピンドルを広めたことが関係しています。
Gackt氏自らがブログやTwitterでスピンドルをアピールしたのですから、このことをきっかけにスピンドルを購入した人は多いでしょう。
もともとスピンドルは、「ZETA」というプラットフォームの提供を目的として作られた仮想通貨です。
ZETAは、仮想通貨のヘッジファンドと個人投資家を結ぶプラットフォームであり、資産の少ない個人投資家でも利益を出せるようにすることを目的に生まれた仮想通貨だといわれています。
スピンドルは様々な面で注目を集めた仮想通貨
スピンドルは、通貨そのものにも注目が集まったのですが、スピンドルの関係者にも注目が集まりました。
まず、発案者である宇田修一氏は、金融庁より行政処分を受け、世間から詐欺師だという批判の声を浴びました。
また、スピンドルの価格が暴落した後は「株式会社BLACKSTAR&CO.」の運営メンバーが国外へ逃亡をしてしまったことでも、スピンドルに対する疑いの目はさらに向けられることになりました。
このようにスピンドルは、スキャンダルによって注目されてきた仮想通貨であるといえます。
スピンドルが詐欺コインと言われる理由は?
スピンドルは、どうして詐欺コインと言われるようになったのでしょうか。
その主な理由を3つ、ご紹介しましょう。
価格が暴落したから
スピンドルは、プレセール時では「価格が2.5倍になる」と言われていました。
そして多くの投資家がこの言葉を信じ、1スピンドル200円ほどでスピンドルを購入したのです。
けれど、結局、スピンドルは暴落してしまい、現在は価格が0.1円以下という状態です。
もともと言っていたことと大きな違いがあるのですから、詐欺コインだと言われるのも仕方がないのかもしれません。
発案者が行政処分を受け、会社がイギリスに拠点を移した
先ほどもお話しましたが、スピンドルの発案者である宇田修一氏は金融庁より行政処分を受けました。
金融商品取引業者として運営に問題があるとされて、業務廃止命令が言い渡されたのです。
さらに、スピンドルの運営を行っていた会社「BLACKSTAR&CO.」は、スピンドルの暴落後にイギリスのロンドンに拠点を移しています。
これは投資家に逃げの姿勢だと捉えられることとなりました。
Gackt氏に資金決済法違反の疑いがある
広告塔となったGadkt氏ですが、実は、スピンドルに関与したことが、資金決済法違反であるという疑いが出ています。
仮想通貨の営業を行うには金融庁の認可を得る必要があるのですが、Gackt氏はこの登録をしていないという疑いがもたれているのです。
仮想通貨スピンドルの価格や購入方法は?
仮想通貨スピンドルの価格や、購入の方法はどうなっているのでしょうか。
スピンドルが上場をしている取引所についてもご紹介します。
スピンドルの現在の価格は?
スピンドルはプレセール時は25~35円という価格でしたが、上場後に下落しました。
ICOの価格と比べると、155~225分の1ほどにまでなっており、とても深刻な下落だといえます。
スピンドルが上場している取引所は?
スピンドルが上場している主な取引所を3つご紹介しましょう。
1.HitBTC
現在は香港にある海外取引所です。
ICO関連などのコインも数多く取引できるところが魅力です。
取引所のなかでも、スピンドルの取引量が最も多いと言われています。
ただし、本人確認をしない口座開設基準は、日本の資金決済法に違反してしまうという理由により、HitBTCは日本に住む人に対してサービスを一時停止するという発表をしています。
2.Yobit
1,000を超えるほどの仮想通貨を取り扱う取引所です。
「草コインの王者」とも言われています。
3.BTC-Alpha
イギリス発祥の取引所です。
この取引所でしか売買ができないといったような珍しい仮想通貨を数多く取り扱っています。
スピンドルの購入方法は?
スピンドルは日本国内の取引所では取り扱いがないので、海外取引所にて売買をする必要があります。
ただ、海外取引所は円に対応していないことが多いので、スピンドルを購入するにはまず、ビットコインやイーサリアムを購入し、その後、海外取引所に送金をすることとなります。
仮想通貨スピンドルの将来性は明るい?
さまざまなことが起こった仮想通貨スピンドルですが、将来性はどうなのでしょうか。
現在のスピンドルを取り巻く状況を解説します。
会社が行政処分を受ける
すでにお話しましたが、スピンドルの発案や企画を担っているドラグーンキャピタル代表取締役の宇田修一氏が、投資家の資金を私的に利用し、この事実は不正にあたると認められました。
当初は、事情の報告と資料の提出が求められましたが、この命令に対して1年半以上も無視を続けたため、金融庁は行政処分を下したのです。
そして、宇田氏が代表を務めている会社も、無登録営業により金融庁から資金決済法違反の疑いの通告を受けています。
このような状況が伝えられる状況で、将来性があるとは言いにくいでしょう。
Appbankがスピンドルの取り扱いを停止
Appbankの企画として、イベントの景品にスピンドル1,000万円を計画していましたが、先ほどのような発表を受けて、取り扱いを一時停止したとされています。
また、宇田氏がかかわる会社は、このような発表された情報を提携の企業や投資家に伏せていたということもあり、物議を醸す事態となっているのです。
まとめ
仮想通貨スピンドルは、芸能人が広告塔となったことで知名度は抜群となりました。
しかし、その後、信用をなくすような出来事が発表されることが続き、大きく下落してしまったかたちとなっています。
今でもスピンドルを購入することはできますが、国内ではなく海外の取引所で売買するかたちです。
スピンドルを購入する際には、このことをよく理解し、売買するようにしてください。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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