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外銀 とは

【外銀とはどんな企業?】何をする職業なのか詳しく解説していきます

皆さんは外銀とはどのような企業なのか詳しくご存知でしょうか?聞いたことはあってもあまりよくわらないという方も少なくないと思います。そこで今回は外銀への転職について悩んでいるはどうしたらいいのか?そういった疑問について解説していきます。外銀を取り巻く業界の実態についてもみてまいりますので是非参考にしてみてください。

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外銀とはどんな企業?

それでまず外銀とはどういった企業なのか。この疑問からみてまいりましょう。

外銀は何をする企業? 

外銀とは「外資系投資銀行」の略称です。そして行っている事業内容というのは、「企業向けに資金調達などの業務を中心に行う金融機関」という解釈になります。

つまり企業が資金を必要とする局面が起こったさいに、その資金調達のお手伝いをする、という行為が主要業務となるのです。

外銀の資金調達方法は証券の引受業務とM&Aの仲介業務とになります。

そしてこれらの外資の企業本体は当然ながら日本以外の外国資本企業となる、というわけです。

外銀企業上位ランキング 

それでは次のご紹介です。日本で活躍する外銀の上位ランキングをみてまいりましょう。

  • ゴールドマン・サックス
    現在、日本においてナンバーワンのシェアを誇るアメリカ系の投資銀行です。その強さの秘密は6年連続となるM&A仲介業務での世界1位という圧倒的販売力にあります。

    大きな案件だけにとどまらず小規模な案件にも積極的に仕掛けてゆく。この貪欲さが世界シェアナンバーワンの秘訣なのでしょう。
     
  • モルガン・スタンレー
    モルガン・スタンレーはゴールドマン・サックスに次ぐシェアを誇るアメリカ系の投資銀行です。

    モルガン・スタンレーは日本においては三菱UFJファイナンシャルグループと連携を組んだ事によりその基盤を得られた事が大躍進の鍵となりました。
     
  • J.P.モルガン
    モルガン・スタンレーは元々、このJ.P.モルガンから分離独立した投資銀行だったのですが本家のJ.P.モルガンも1999年のアメリカでの法改正により銀行業務を行うことになったのです。

    J.P.モルガンの強みは巨大金融グループをバックに持っていることです。これによって先に起こったリーマンショック時にも唯一、業績を落とさなかった外銀なのです。
     
  • メルリンチ
    メルリンチはアメリカ系の投資銀行で現在は「バンク オブ アメリカ メルリンチ」という呼び方になっています。

    アメリカの巨大銀行、バンク オブ アメリカ の傘下ということで安定した経営基盤を持つことがこの外銀の特徴といえるでしょう。

外銀を取り巻く業界の現状とは?

外銀を取り巻く業界の現状についてみていきます。

外銀の主要業務はM&Aです。つまり市場において企業が活発に新規異業種分野に参入する頻度が多くなればなるほど、仲介として斡旋する外銀の出番が増えるというわけです。

令和を迎えた2019年。私情はますますM&A戦略によって新たな企業の収益の確保のため活発なM&Aを仕掛けています。こういった状況が続く限り外銀の出番はますます増えることになります。

よって新卒の就活においても転職市場においても外銀志望の動向はますます上昇していくことでしょう。

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外銀の年収は600万越えも

では次にまいりましょう。外銀の年収についてみてまいります。

外銀フロント部門の年収

外銀フロント部門の年収は650万円から、となっています。しかもこの数字は大学新卒者の初年度の年収です。

外銀ではこの年収ベースにさらにインセンティブと残業代が組み込まれます。よって大学を出たばかりの20代前半の若者でもゆうに600万円以上の年収を確実にものに出来る、という計算になります。

勿論、2年目以降はこの年収ラインよりも多い額を獲得できることになるのです。

外銀ミドルオフィス部門の年収

外銀ミドルオフィス部門の年収は大卒者の場合で575万円(残業代込み)となっています。

外銀において直接営業活動に携わらない部署とはいえ、金融機関にとってはリスク管理面においてなくてはならない存在の部署です。この部門においても他の業界の水準をはるかに大きく凌ぐ結果が出ています。

外銀バックオフィス部門の年収

外銀バックオフィス部門の年収の大卒1年目の年収は550万円(残業代あり)という数字が出ています。

バックオフィス部門とは一般企業に例えると総務や経理といった事務的な部署に該当するでしょう。それでも他の業界と比較しても遥かに高い水準で年収ベースが決まっています。

外銀が新卒就活生にとって人気企業になる秘密がこれで分かる事と思います。

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外銀でのインターンで知る業界

では次にまいります。今度は外銀のインターンに参加することによって知り得る外銀業界についてみてまいります。

外銀へのインターンの参加価値

今や就活性にとってインターンは就職を決める際の「必須活動」のごとく存在となりました。

そんな中で外銀のインターンに参加する価値について触れておきましょう。以下の3つのポイントが挙げられます。

  • 外銀へのインターン参加という事実が他社の選考で大いなる刺激を与える
  • 優秀で意識の高い学生との接点が生まれる
  • 本選考に直結する可能性が高くなる

という点です。

外銀を希望する学生はインターンシップの段階から難関大学出ばかりの学生の争いになります。よって少しでも早くその空気に触れておくだけでも自身の就活に大いなる刺激を与えるに違いないでしょう。

外銀のサマーインターンについて

外銀のサマーインターンについて説明しておきましょう。

就活性にとってはインターンに参加することで少しでも自身の就活を有利に運びたい思惑もあるでしょう。しかし、サマーインターンに参加できたくらいで有頂天になってしまうのは少々、早とちりの類に入ってしまうでしょう。

それはサマーインターンに参加できたとしてもあっけなく選に漏れてしまう可能性もあるという事です。
ただ気をつけていただきたいのはサマーインターンに落ちたからといってそれで外銀への就活を諦める必要はない、という事です。

選考から漏れてしまったら誰でも気落ちするものですがだからといってそれで全ての外銀から相手にされなくなる、という事ではない、という事に気づくべきなのです。

そういった意味でサマーインターンはこれからの自身の志望動機がどこまで本気なのかを見極める場に使えばいいだけ、と思っておくべきなのです。

外銀のウィンターインターンについて

サマーインターンで挫折を味わったとしてもかまいません。本番はあくまでこの「ウインターインターン」になるからです。

よってウインターインターンでどれだけ自身の本気度、真剣度をアピールできるかをじっくりと煮詰めておくようにしなければなりません。

同じ事は外銀側にも言えます。サマーインターンはあくまで序章。学生をまだお客様扱いの感覚で対応していました。

しかしウインターインターンは時期的にいっても「本選考」という意味合いに大いになってきます。

よって例えサマーインターンの時には不本意な結果に終わったとしてもこのウインターインターンで一気に挽回できるチャンスは大いにあるという事を肝に銘じて取り組んでいってもらいたいのです。

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外銀への転職について

それでは最後になります。外銀への転職についてみてまいります。

外銀転職後の厳しい日常について

年収面ばかりがクローズアップされそうなイメージが付きまとう外銀の仕事。確かに年収面は他の業界の並み居るトップ企業の年収に全く引けを取らない好待遇が約束されているでしょう。

その代わり払うべき代償も大きくなります。それは「激務」の代償です。

長時間労働は当たり前。連日こなさなければならない業務を繰り返す。この繰り返しです。よってゆとりがあって家族との温かい団らんの日々を期待する向きはほとんどあてにしない方がよい、という結論が導かれるでしょう。

外銀転職後に大切な目的意識と自己認識とは?

結局のところ、どうして外銀という企業に入りたくてこの業界を選んだのか。その意識に尽きるのです。
外銀転職後にやってくるのは否応ない「激務」です。

それを乗り越えるには当初、持っていたはずの「目的意識」がきちんと「自己認識」されているか、という事になってきます。

つまり時間も人生も犠牲にして激務に耐えた結果に得られる報酬に果たして納得してさらにモチベーションをあげられるか、にかかってくるという事です。

外銀の部門ごとの選考ポイントとは? 

外銀には部門ごとに選考されるためのポイントが違ってきます。それらを簡略に押さえておきましょう。

  • 投資銀行部門…ストレス耐性と仕事を迅速にこなす処理能力
  • マーケット部門…瞬時にチャートを理解できる頭の回転の速さ
  • リサーチ部門…業界に対する専門性の高さと理解の深さ

となっています。

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まとめ

今回は外銀についてその中身や入ってからの年収や大変さについてみてまいりました。
ではもう一度ポイントを押さえておきます。

  • 外銀とは「企業向けに資金調達などの業務を中心に行う金融機関」です。
  • 外銀フロント部門の年収は650万円から始まります。
  • 外銀の入社にはインターンに参加することが有効です。
  • 外銀への転職は「激務」を覚悟して選択することです。

となっていました。

激務の代償として高収入を取るか、それとも最初から敬遠して別の業界を選択するか。外銀は収益性の高いビジネスであり自身の人生をすり減らす業務でもあります。

転職にしろ就活にしろ、志望動機と目的意識がしっかり一致していないことには何年後かには別の会社で働いていた、という事象が起こるかも分からない業界であるということがいえそうです。

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