
アパレルの職務経歴書の書き方と自己PRの例文|販売員は何を書く?
アパレル業界で働いてきた方々が他のショップや異業種へ転職する際に必ず必要になるのがこれまでどんな仕事をしてきたかをアピールする職務経歴書です。ここではアパレル業界に勤務しており、転職を考えている方へ向けて「どう自分のこれまでの経験を職務経歴書にまとめるべきか」そのポイントとアパレルの職務経歴書でよくある質問を集め、それに回答する内容となっています。これから転職を考えるアパレル業界勤務の方はぜひ、最後までお読みください。面接官の目を引く職務経歴書の作り方が分かります。
アパレルの職務経歴書の簡単な書き方
アパレル業界の方が職務経歴書を作成する際の書き方を解説します。
職務経歴書を作成する際には必ず以下の点を押さえて書きましょう。
- 職務経歴の概略
- 職務経歴
- 業務実績とそこで得られた経験
- 保有資格
- 自己PR
職務の概略
職務の概略では、以下の4点を盛り込み記載します。
- 勤務していた会社名
- 勤務開始年月日と在籍期間
- 会社の資本金と従業員数
- 簡単な職務説明
詳細は他の項目や面接時に語り、概略では要点のみを押さえて端的に記載しましょう。
職務経歴
職務経歴の項目では在籍期間中の具体的な役職や職務内容を箇条書きで記入しましょう。
記入タイプは3タイプあり、
- 編年体式
- 逆編年体式
- キャリア式
です。
【編年体式】
時系列で経歴を記載します。
特別転職回数が多かったり、経験した職種の幅が広かったりしない場合は編年体式で構わないでしょう。
【逆編年体式】
逆編年体式は名前の通り、編年体式の逆の形式となります。
現在から過去に遡って記載するため、前職での経験をアピールしたい際に利用すると良いでしょう。
【キャリア式】
キャリア式は職種や業種、業務内容別に経歴を記載する形式です。
スキルの幅広さがアピールできたり転職回数の多さが悪目立ちしなかったりするため、担当業務の幅が広かった方や転職回数が多い方が利用すると良いでしょう。
業務実績とそこで得られた経験
「職務を通して、どんな実績を上げてきたか」を記載します。
また「職務を通してどのような知識と経験を得られたか」も簡潔にまとめて記載しましょう。
具体的には販売員の経験がある方は接客経験を経る中で得られたスキルを、売り上げ管理の業務経験がある方は売り上げに関する具体的な数字を明示しながら実績を書くと良いでしょう。
保有資格
自分が持っている保有資格を箇条書きで書いていきましょう。
アパレル業界で役立つ資格は以下です。
- 色彩検定
- 繊維製品品質管理士(TES)試験
- ファッションビジネス能力検定
- ファッション販売能力検定
...等
自己PR
自分自身の強みや、これまでの経験を通してどんなことを意識しながら仕事に取り組んできたかなど自分自身をPRする内容を書いていきましょう。
より詳しい自己PRの書き方は次の章で解説しているので、そちらを参考にしてください。
アパレル業界であると良いスキル例は以下です。
- 高いコミュニケーションスキル
- 営業スキル
- 高い情報感度
...等