全社的に残業している社員が多かった。ネットサーフィンやお喋りをしているシーンが良く見られたので、生活残業の人が多かったのだろう。残業しないために業務時間内に仕事をこなして定時に帰っていると、ほかの部署に示しがつかないから残業しろ、と当時の次長に言われたのを良く覚えている。
チャレンジを極端に嫌う風土。分からない、知らない、やりたくないが合言葉。勉強熱心でやる気のある社員はすぐに辞めていく。 ICTを提供する企業だが、自社の環境は全く整っていない。ノウハウの共有や蓄積が出来るシステムは導入されていない。昇進試験はなく、年功序列で役職がついている。年齢と年次さえ超えていれば誰でも管理職になれる為、能力不足のマネージャーが大量にいる。 マイクロマネジメントが評価される文化で、日に日に若手が萎んで行く姿が拝める。
目標管理制度がある。半期に一度目標を立て、ボーナス査定の根拠にしているが、査定結果のフィードバックは無い。その為評価方法は完全にブラックボックス。売上目標を達成しても最低ランクの査定が付く事もあった。 また360度評価は導入されていないので、上位職に気に入られたもの勝ちの雰囲気がある。