透析医療は参入障壁が大変高く、国内ではほとんど寡占状態であるため、業績が大きく落ち込むことはない。その代わり、業績が大幅に、好調方面に転換するということもない。 これから生活水準が上がり、透析患者が上昇してくるであろう発展途上国(アフリカアジア諸国等)に透析装置の展開をすることができれば日機装株式会社の未来は明るいだろう。 昨今、国の方針として医療費の削減が喫緊の課題として挙げられているが透析医療は医療費を圧迫する最も大きな要因の1つであるため、将来性があるか、と言う質問に対してはイエスとは答えられない
技術の日機装と言われていた時代も今は昔。 透析においては技術の進歩次第が頭打ちとなっているため、最近では外科領域やヘルスケア領域にも足を踏み入れているが、いまいち成果は上がっていない。 潰れることはないが、岐路に立たされている。