親がその仕事をしていた。TVやネットで知った。学生時代の先輩がその仕事をしていた、就活で知った……人によってさまざまでしょうが、共通しているのはひとつです。 それは「情報」として知ったこと。何かしらの情報のインプットによって、その仕事のことを知ったはずです。たとえば好きな動画を通じて「YouTuber」になりたいと思った。あるベンチャーのCEOや働いている人が魅力的だったので、ベンチャー企業で働きたいと思った。このように、「好きな仕事・やりたい仕事」を情報として知ったから、キャリアの選択肢に入ったのです。 言い方を変えれば、その「好きな仕事・やりたい仕事」は、魅力的に彩られた情報に「なんとなく憧れただけ」というのが実態で、あなたの本音ではないのです
さらに、情報は日々アップデートされていきます。ゆえに悩むのです。5歳の女の子が将来「プリンセスになりたいの」と憧れるのは可愛いですが、就活時にその進路は選ばないでしょう(もし選んだら、それはそれでスゴいですが)。キャリアの選択肢や、「好きな仕事・やりたい仕事」が大量にアップデートされる反面、30代はある程度の知見がつき、自分なりの現実を見る目があるので