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回答4件
企業のトップが本気で生産性をあげようとしてないからだと思います。 同じ指標や価値観で職場や社員を管理する傾向が強いように思います。それは、管理する側としては楽なのですが、実際に価値を創造している現場にとっては無駄が多いように思います。この方法は、みんな一律にパフォーマンスを出すことがゴールになってしまうので、人の倍働ける人の生産性が落ちるんですよね。いい例がベルトコンベア。ベルトコンベアのスピードって、能力の低い人に合わせざるを得ないから、だいぶ、無駄が多い気がします。 さらに、良くないのが、トップの決断力の無さ。時間をたくさんかけて検討するわりには、決断や行動に移るのが遅いケースが多い気がします。アメリカとかの成功例を高品質、低価格で提供していたときのパターンから抜け出せてなくて、これほど時代の変化がはげしいのに正解探しに時間をかけすぎていると思います。ベストプラクティスを探すのではなく、ネクストプラクティスを創造しないといけないと思うのですか、意思決定に至るプロセスや考え方、価値観が旧態依然だよなぁと思います。
小さな会社を経営しております。プログラマーです。生産性と作業効率を混同する勘違いは多いのでお気を付けください。 労働生産性 = 付加価値 / (人数 x 平均労働時間) です。サービス業なんかで、売上はさして変わらないのに手厚いおもてなしをして、顧客の要望に応えようとすると、労働時間が長くなって生産性は下落します。 また、生産性の最大化と利益の最大化は必ずしも一致しません。わかりやすく言えば、深夜営業はそれほど時間に対する売上は伸びなくても、ちょっとでも売上や利益を上乗せしようとしてるわけで、コスト割れしない限りは生産性は落ちますが、利益は上昇します。 多くの場合、生産性を最大にしようと思って行動してるわけではないのですよね。
原因と結果が逆で、長時間働いてるから生産性が低いのだと思います。上の回答者さんの労働生産性の定義の式を見れば分かりますよね。分子(その商品/サービスにの価格)が変わらないのに、分母を大きくすれば(長時間かけて過剰なサービスをする)、生産性は下がります。 また、日本の労働環境的には、どんな安い製品/サービスであっても、過剰で完璧なサービスを要求する(=分母を大きくする)、または似たような製品をもっと安く売る(=分子を小さくする)ことが、あるべき姿と思って変化してますから、どうやっても生産性が下がる方向に向かうのではないでしょうか。 つまり、よいものを安く売ってるから、生産性が低いのです。
長時間労働が要因の一つかもしれませんが、 根底にあるのは日本人は労働を美徳ととらえているからでしょう。 労働は貧乏人がするもの、将来は不労所得で暮らしていくという 発想がこの国には足りないんじゃないかな。