アクチュアリーの資格とは？なるまでの流れや勉強方法について解説

アクチュアリー資格とはどのような資格なのでしょうか。ここでは、アクチュアリー試験の詳しい概要や難易度について記載します。

アクチュアリー資格の概要

参照：2023年度 資格試験要領（本紙）

アクチュアリーの試験はコンピューターを利用したCBT方式で行われます。

1次試験は5教科、2次試験は3コース中1教科を選択する試験内容です。1次試験の合格率は、「数学」が14.1%と最も低く、高度な数学知識が求められる試験です。2次試験は各コースに設けられている2科目の試験に合格する必要があります。

ただし、第1次試験・第2次試験を一度の試験で合格する必要はないため、1年に1教科ずつ受験することもできます。

役に立つと思います。

最近、私の勤める企業でも、アクチュアリーの採用を強化し始めましたね。

特に、知っている限りでは…続きを見る

アクチュアリー資格の難易度

• 第1次試験の難易度
• 第2次試験の難易度

ここでは、アクチュアリー試験の2018年〜2022年の合格率を記載します。

参照：試験結果について

第1次試験の5教科の平均合格率は16〜23％前後となっており、難易度が高い試験です。特に数学、損保数理の平均合格率が低い傾向にあるようです。

また、1次試験は数学、生保数理、損保数理、年金数理、会計経済投資の5教科全てに合格する必要があり、合格をしなければ2次試験に進むことはできないため重要な試験です。

参照：試験結果について

第2次試験では、3コースの中から1つを選択する方式の試験となります。

3コースの平均合格率は11〜15％前後となっており、1次試験よりも平均合格率が低く難易度が高いと言えるでしょう。特に損保1の平均合格率が11%と低い合格率となっています。

また、2次試験は1次試験と異なり、より実務関連の知識を問われる問題となっているため難易度が高く合格が難しいようです。