
係長の平均年収・年齢は?大企業・中小企業・公務員別に徹底比較!
係長はある程度の企業にいると必ず目にする役職ですが、平均年収はどのくらいなのでしょうか。この記事では中小企業と大企業に分けて、年収事情を紹介します。さらに企業だけではなく、公務員の係長の年収や年収アップの方法についても見ていきましょう。
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目次
係長の平均年収はどのくらい?
仕事にも慣れ、チームの一員として頭角を現してきた若手や中堅の社員の中には、次のステップとして係長を目指す人も多いでしょう。
企業によっては、入社数年で係長に昇進するところもあり、若手・中堅社員にとって身近な役職です。
管理職のスタートともいえる係長の平均年収は、いったいどれくらいなのでしょうか。
係長になると年収がアップする
基本的に係長に昇進すると役職手当がつき、年収がアップします。
係長になると仕事の内容も複雑になり、部下の管理もしなければならず、加えて責任も発生して大変になるという理由があるためです。
仕事が大変になる分、年収にも反映されます。
役職手当の額は、企業によりますが課長と比べるとがくんと下がるのが一般的です。
また、「昇進したら残業代が貰えなくなるので給料が減る」という場合もあります。
しかし、係長については管理職として位置付けていない企業が多く、係長までは残業代が支給されたり、労働組合に加入したりすることもできる企業が多いようです。
係長の平均年収は620万円!
係長の平均年収は約620万円とされています。
しかしこの数字は、会社の規模や業種、係長に昇進する年齢によっても変わってきます。
日本の企業はいまだに給料の支給に関して年功序列で行っている所が多いです。
そのため、20代の係長と50代の係長ではその年収にも大きな差が出てきます。
参照:厚生労働省ー令和2年賃金構造基本統計調査