
地方公務員の年収|学歴・年齢別に給料やボーナスも解説
この記事では2024年2月時点で公表されている情報を元に解説していきます。地方公務員の年収を年齢別、都道府県別ランキング、収入の内訳の詳細、ボーナスや初任給、給料アップの仕組みなどについて細かく紹介していきます。また、地方公務員と国家公務員の違いや仕事内容についても解説するためぜひご参考ください。
地方公務員の年収は約637万円
地方自治体に勤務する地方公務員の年収はどのように決まっていくのでしょうか?
地方公務員の平均年収の決まり方
地方公務員は、国家公務員のように国が定めている俸給表から給与を得るわけではありません。
地方公務員の給料は、各地方自治体が独自に定めている基準により支払われています。中には、勤続年数や実績によって地方自治体独特の給与システムを設けている地域もあります。
地方公務員の全国平均は約637万円?
『令和4年地方公務員給与の実態』によると、地方公務員(一般行政職)の全国平均年収は637万円でした。賞与は期末手当87万3,560円、勤勉手当68万6,408円、合計155万円を加えて算出しています。
平均給与月額合計が40万1,372円であり、諸手当も含まれた給与月額となっています。
「令和4年分民間給与実態統計調査」では、給与所得者数5,078万人の日本の平均給与は458万円です。日本の平均給与と比較すると、地方公務員の平均年収の方が179万円収入が高いことが分かります。
参照:
令和4年地方公務員給与の実態
令和4年分民間給与実態統計調査
地方公務員の初任給は?
『令和4年地方公務員給与の実態』によると、地方公務員の平均的な初任給は大卒(平均)18万4,552円、短大卒(平均) 16万5,303円、高卒(平均) 15万2,887円でした。
一般行政職の都道府県計から算出した金額です。地方公務員は学歴によって収入の開きがあることが分かります。しかし、各自治体によって開きがありますので、自治体の情報はきちんと把握しておきましょう。