
税関職員の年収は約662万円|初任給やボーナスまで解説!
2024年1月時点で公表されている情報では、税関職員の年収は約662万円でした。本記事では、年収662万円の内訳や、ボーナス・初任給について詳しくご紹介しています。将来国家公務員や税関職員を考えている方は、税関職員になるための情報や適性、将来性なども解説しているので、是非ご覧ください。
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目次
税関職員とは
そもそも税関職員とは、国家公務員の一種で、財務省の地方紙分部局に属します。
税関職員は、「輸出入に関する申告」を審査し、輸出入の許可を出すのが主な仕事です。
「輸出入に関する申告」をするまでは通関士と呼ばれる人々が行っています。
- 税関職員は国家公務員
- 税関職員の種類
- 税関職員の4つの仕事内容
税関職員は国家公務員
税関職員は国家公務員です。
その中でも総合職と一般職に別れているのですが、総合職の採用人数は少なく、その職に就くことは困難であると言われています。
国家公務員なので、もちろん国家公務員採用試験に合格する必要があります。
税関職員の種類
税関職員には、大きく分けて総合職と一般職があります。
総合職とは将来、幹部職員になる可能性があるコースです。一般職はエキスパートとして現場中心に活躍する人のことを言います。
総合職と一般職では仕事をする場所も違います。総合職は財務省や税関・国外勤務など様々な場所で活躍していますが、一般職は全国に9つある税関が活躍の場所です。
総合職の税関職員は全国に180人程度しかいません。極めて少ないことがわかります。
税関職員の4つの仕事内容
税関とは、税金の徴収と通関手続きをするための場所です。
この税関で、大きく分けて4つの仕事をしています。
- 通関行政:輸入や輸出を監視をすることを主な業務とする
- 監視行政:禁止されている物のやりとりがないかを監視する。麻薬探知犬と一緒にパトロールをすることも
- 税務行政:税率が正しいかどうかをチェックや消費税を徴収
- 保税行政:輸入許可や輸出許可が降りる前の貨物を置く場所の管理や取り締まり