据え付けナビゲーションの需要がすぐ無くなるとは思えないが、尻すぼみであることは確実。先進領域の先行開発を進めてはいるが、会社の持続的発展にどのくらい寄与できるかは未知数。ただしだいたいが後発であるため市場を切り開くには経営者レベルでの相応な覚悟と忍耐が必要。
会社の方向性はコロコロ変わる。 車とスマホが主軸ではあるが、競合他社のような核となり、発展性のある技術は少なく、基本的にはアッセンブリメーカーになりつつあり、さらに他社に先んじるような製品開発はほぼない。どちらかと言うと市場が形成されてから価格勝負するパターンが多い。
全社の売り上げの半分程度を占める車載製品の利益が低迷している。CASE対応の新製品などトレンドに全く乗れておらず、既存製品の価格競争にも負け、今後の展望も見込めない。利益頭であるコンポ製品も年々利益率が下がってきており、これからはジリ貧状態が続きそう。