20-30代は一般的な会社に比べると高めだが、40~45歳前後で頭打ちとなる。20代でも500万台に達し、30代で700-800万、40台で1000万に乗った。ただし、1000万を超えたあたりで、ほぼ頭打ちとなり、最後の数年はむしろ下がり気味だった。
雑誌編集部であれば、2~3年目あたりから十数ページの長い記事を書くようになることを期待される。 最初のうちはあまり厳しい締め切りは設定されず、また、多くは先輩や上長との共同作業になるが、4-5年目となると、取材先のリストアップ、アポ入れ、取材、記事執筆まで基本的にはすべて一人で行うようになる。さらにたつと、併行して連載記事の寄稿の編集も掛け持ちしたりするようになり、マルチタスクをよどみなくこなす時間管理が必須となる。 こうした業務は、取材先の都合、寄稿者の時間管理などにも依存することとなるので、スケジュール通りに終えることは少ないのが現実であった。特に取材については、記事の情報量や質に欲を出すとキリがないという面があるだけに、「合格水準のクオリティはどの程度か」という眼力まで身につかないとなかなか難しい。
ワークライフバランス的にはハードだが、人に話を聞きに行ったり、文章を書くのを苦にしない人にとっては、やりがいを感じられる仕事である。
何度か人事評価制度は変更されていたが、振り返ってみると、結局は学歴重視の人事という印象が強い。 教育に関しては、95%がOJTおよび実務経験。体系的な座学には社風的にあまり力を入れていなかった。
どの雑誌も例外なく、新規読者の獲得や、既存読者の維持に苦心している。 出版業界自体が、年々縮小が続いているだけに、純粋な出版事業だけでは経営は苦しく、「展示会運営事業」「セミナー企画運営事業」「PR支援事業」といった周辺事業からの利益に依存する度合いは高くなる一方である。 ただしこうした関連事業への展開も、ビジネス系出版社/技術系出版社同士で目のつけどころはだいたい同じ、というのが実情であり、看板媒体(紙・WEB)のブランド力や読者数がよりどころといってよい。 媒体販売と広告の収入の減少という現実に直面しつつ、一定の質のコンテンツ制作力をどう維持するのか、競合他社との持久戦の様相を呈している。 編集者として何かコンテンツを作ったり、各種イベントなどを通じて産業に働きかけていくというような社会的な役割に思い入れがあるかないかで、会社の将来性に対する思いは人により大きく異なるものとなるだろう。
家族がいる方も生活にゆとりがあるように感じましたので、待遇面は良いと思います。
有給休暇も取りやすく、また出退勤も自分の予定に合わせやすいと感じました。 部署や時期によると思いますが、残業時間も常識の範囲内だと思います。
社員同士仲が良く、上司との距離も近く、風通しの良い雰囲気の会社でした。
適正な人事評価で社員からの不満も少ないのではないかと感じました。 教育制度に関してはわかりません。
日経グループということで福利厚生は充実していると感じました。 社員同士仲が良いので、休日に契約宿にグループで宿泊したりしていました。