jobq2851121
回答4件
「他社」をSIerとすると、オービックは自社で既製品のソフトウェアを開発して、これを中小企業を中心に販売(システム導入)しています。なので、SIerのように、顧客ごとにオーダーメードでシステム構築するより効率が良いため、営業利益率が良いと考えます。 また、品質に関しても、導入企業が順調に増えているため、悪いということも無いと思います。 また、グローバルで事業を行う大企業と、地場産業のような中小企業では、必要なシステム機能も当然異なるため、オービックの製品がちょうど良い企業もあれば、ドイツのSAP社の製品じゃないと機能が全然足りないという企業もあります。
ご回答ありがとうございます。 自分自身、業界に関する勉強不足ということもあり、会社それぞれのシステムの商品価値がいまいち把握できていません。 業界内のオービックのシステムの評価は、品質の割に値段が高いという認識で、それでも販売利益率が毎年向上しているのは、やはり大手のネームバリューによるものなのでしょうか。 ワンストップソリューションサービスが強みであると思うので、業界内でのオービック製品の評価が気になりました。
①開発を自社内の少数精鋭で行ってるので商品の原価が安い。 ②大手のネームバリューで商品を割高で販売してる。
下記7つがあると思います。 ①経営層が優秀。 会長、社長がカリスマ。群を抜いて優秀です。 ②顧客企業の業界バランスがよく景気に左右されづらい。 製造業から流通小売業、サービス業、不動産業、建設業、金融業までバランスが良い。 ③自社開発ERPを保有し、上流から下流までワンストップソリューションとして提供している。 各業界向けの製販一体の組織とソリューションを有し、ノウハウを蓄積している。 ④ランニングビジネスを推進している。 営業利益に占めるランニングビジネス(システム保守、アプリケーションライセンス料、クラウド利用料)の比率が非常に高い。 ⑤外注を利用しない。 変動費の発生を抑え、社員の人件費という固定費をいかに効率よく回すかに注力している。 ⑥インセンティブ設計がうまく、会社の向かいたい方向に社員を動かすのがうまい。 会社の向かいたい方向に対して社長判断で即時にインセンティブを設けて、社員をそちらに導くのがうまいです。 素直な社員が多い(そういう人を採用している)ので、目の前につけられた人参めがけて全員で走り出します。 ⑦一人あたり営業利益に対して社員還元が低い 一人あたり営業利益が上がっても社員に対する恩恵は少ない。 ただし、それでも同業他社と比較して給料は高い。 <参考> 2020年3月時点で一人あたり営業利益は2,100万円に対して平均年収は921.6万円です。 同じく営業利益率が高くて有名なキーエンスは(他業界ですが)一人あたり営業利益は3,300万円に対して平均年収は1,839万円です。