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世界の一流証券会社であるゴールドマンサックスでは、もはや人間のトレーダーは激減し、今はシステムトレードが主流だそうです。つまり、ITを駆使して金融工学系の能力を磨けば、ITをツールとして結果を出すことができると思います。
証券業界の将来ことは分からないのですが、そもそも今の時代に、業界単位で将来性を考えることはあまり意味がないんじゃないかなと思います。社会の変化のスピードは増すばかりです。さらに、アップルやグーグルが自動車産業に入ろうとしているように、「業界」の垣根も無くなりつつあるからです。 ただ、「会社単位の現在の状況」は、注意深く見れば分かります。「自分からどんどん変わっていこうとしている会社」と「過去の蓄えにすがって変わりたがらない会社」といった違いです。証券会社にお勤めならなおさら分かるんじゃないでしょうか。 未来のことは誰にも分かりませんが、どんな未来になっても柔軟に変化して対応していける会社の方が「強い」と思いますし、私はそういう会社をお勧めします。なお、当然のことですが、こういう会社は、従業員にも自らの意思で変化することを求めますので、結局は個人の意識の持ちようがとても大切だと思います。
小さな会社を経営しております。プログラマーです。 このあいだ小売業界の勉強会で、ジュンク堂の工藤さんがゲストとして来て書店の話になりました。業界が長期に渡り沈みつつあり、将来性は微妙ですよね。 無人POSの話題が出ました。当然レジ打ちの人は不必要になるわけですが、それでコストを浮かせてAmazonに対抗・・とかありえないですよね。店舗を持って地代を払って在庫を店舗数分だけ用意して商品数は物理的に限られてる状態で、本というモノを届ける意味でAmazonに効率で勝つとかは、ほぼないのですよね。 ただ、それで潰れるかっていうと、本屋さんはそれで諦めて潰れてる感じがあるので残念ですけど、そうでもないです。 小売や飲食は参入障壁が低く競争が激しいので、コンビニなんかのチェーン店による洗礼を受けて生き残ってる人たちが勉強会に来ています。 ITとかAIとかの技術革新による効率化は、もはやそんなに怖くないのですよね。 マクドナルドやセブンイレブンが100円でコーヒーを売ってても、銀座のルノアールの新店はコーヒー1杯700円以上です。それで十分勝負できます。 勉強会での一致した意見は「本屋の店員は、本が好きだし詳しいのだから、レジの後ろで突っ立ってないで、売り場に出て本について客と話せよ」ということでした。 証券会社の営業の人とたまに話しますけど、ノルマがあって債権を売るとか、それはいいのですが、その社債を発行してる会社がどうなのか、とかあまり興味がないのが気になります。 AIが選んだ株式銘柄をナノ秒単位で取引してもいいのですけど、別に、必ずしもそんなことしたいわけでもないですよね。一口100万円とかで単価が高いのですから、十分話しをしながらゆっくり取引したいですよね。理解しがたいかもしれませんけど、結果的な損とか得とかばかりではないのですよね。 証券そのものがなくなるわけでもなく、顧客はお金を出すか出さないか決める役割はなくならないですよね。売るだけっていうのをやめて、証券について話して、質問者様と取引してるとなんだか楽しいという状態にできれば、別に会社がどうでも、業界がどうでも、だいたい大丈夫ではないでしょうか。