
新卒でうつ病の割合は?復職・転職の4事例もご紹介
「新卒でうつ病になってしまったら、今後のキャリアはどうなるのだろう…。」「一生懸命就職活動を頑張って入った会社だけど、もう行きたくない…。」そんな悩みを抱える新卒は少なくありません。新入社員研修を終えて、仕事内容の理想と現実のギャップに苛まれてしまい心と体も疲弊してしまっているのです。そんな新卒のあなたに向けて、実際にうつ病になった人の事例や、うつ病になったら行うべきことや制度についてご紹介します。
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目次
新卒がうつ病になる割合
新卒でうつ病になる割合はどのくらいなのでしょうか。
今回は新卒のうつ病データではないものの、全国的なうつ病の疾患患者のデータを元に解説していきます。
20代が心の病気にかかる割合
2017年の厚生労働省調査によると、20代がこころの病気にかかっている割合は以下の通りであると調査結果が出ています。
- 統合失調症など:5.1%
- 気分障害など:6.8%
- 神経症性障害など:9.4%
20代未満を除き、他の年代に比べてこころの病気にかかっている割合が少ないことが分かりました。
ただし、こころの病気にかかっている患者の数が年々増加傾向にあります。
それに伴い、20代でこころの病気にかかっている患者の割合が多くなっている可能性も考えられます。
20代のストレス要因で1番多いのは「仕事の失敗」
厚生労働省による「仕事や職業生活に関するストレスの有無及び内容別労働者割合」の調査によると、20代がストレスを感じるいちばんの要因は「仕事の失敗、責任の発生等」ということが分かりました。
次いで2番目に多いのが「会社の将来性」、3番目が「顧客、取引先等からのクレーム」というように仕事でのストレスが多いことがわかる結果となりました。
参考:厚生労働省 「仕事や職業生活に関するストレスの有無及び内容別労働者割合」