
書類選考で採用が決まっている5つのケースとは?面接官の評価ポイントも解説
転職や就職活動をしていく中で、「書類選考の時点で既に、採用が決まってるのでは?」という不安を抱く人も多いようです。結論、ほとんどの場合書類選考だけでは採用は決まっていません。しかし、書類選考の時点で採用が決まっている可能性が高いケースもあるため、今回は5つのケースを取り上げてご紹介します。また、書類選考で面接官が重視しているポイントや書類選考を通過するコツもご紹介します。
書類選考で採用が決まってることはほとんどない
転職や就職活動の書類選考のみで、採用が決まっているという事はあるのでしょうか。
書類選考の採用事情について、以下で解説していきます。
- 採用は書類選考のみで決まらない
- 書類選考の通過率は30~50%
書類選考のみで決まることがない3つの理由
結論から言うと、新卒・転職に関係なく書類選考だけで内定が決まることはほとんどの場合ありません。
書類選考のみで採用が決まることがない理由は、以下の3つになります。
- 人柄重視の採用だと書面だけでは応募者の雰囲気がわからないため
- 書類だけでは応募者のスキルや経験値が応募条件に適しているか図ることが難しいため
- 人柄が分からないまま採用し社風に合わないことを避けるため
人柄重視の採用だと書面だけでは応募者の雰囲気がわからないため
企業によっては、採用基準の1つとして「人柄」を挙げているところもあります。
人柄を重視する企業の多くは、面接での話し方や物事の考え方などから判断することが多いでしょう。
人柄を重視している企業の場合、書類だけでは応募者の人柄や雰囲気、考え方を判断することは難しいです。
書類だけでは応募者のスキルや経験値が応募条件に適しているか図ることが難しいため
履歴書や職務経歴書では、前職で挙げた成果や経験と同時に自己アピールについても記載します。
しかし、書面上では素晴らしい実績が記載されていたとしても、面接で確認すると実態とかけ離れた表現で応募者が記載していたこともあるでしょう。
反対に、職務経歴書や履歴書だけではパッとしなかった内容だとしても、面接で聞くと素晴らしい成果だったということも起こりえます。
人柄が分からないまま採用し社風に合わないことを避けるため
人柄よりも、応募者のスキルや経験を重視している採用だとしても、あまりにも応募者の特性と社風が合わないと採用は難しいでしょう。
もしもチーム活動が中心の仕事内容であれば、一緒に働くメンバーと考え方が合わなければ応募者のパフォーマンスも十分に発揮されにくいです。
また、部署に馴染めずにすぐに退職してしまうリスクもあるでしょう。
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書類選考の通過率は30%~50%
書類選考のみで採用が決まってない一方で、企業に応募する履歴書や職務経歴書は選考を通過する上で重要なものです。
マイナビ転職の調査によると、書類選考の通過率は30%~50%という結果が出ています。
(引用:マイナビ転職)
調査によると、2人に1人は書類選考で落とされるという結果が出ており、入念な準備をしなければ書類選考を通過することが難しいことが分かります。
面接の内容も、履歴書や職務経歴書に記載された内容の深掘りを中心に行われることが多いため、応募書類をしっかり記載することは重要です。