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航空管制官 年収

航空管制官の年収・月収・初任給|1000万円はエリートって本当?

航空管制官になりたい人は、事前に年収事情について抑えておきましょう。航空管制官の平均年収や仕事内容、就職の仕方について解説します。

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航空管制官の平均年収・月収・初任給

航空管制官になると、どの程度の収入を得られるでしょうか。まずは、航空管制官の平均年収・月収・初任給を見ていきましょう。


航空管制官の平均年収は約703万円

航空管制官の平均年収は約703万円、ボーナスは約162万円と推定できます。

航空管制官は国家公務員です。国家公務員の給与には、法律で規定されている俸給表が適用されます。航空管制官の給与に適用されるのは、国家公務員の俸給表のうち「専門行政職俸給表」です。

人事院が公表する「令和6年国家公務員給与等実態調査」によると、専門行政職俸給表の平均給与月額は45万499円、平均俸給は35万4,332円です。

また、国家公務員のボーナスは「俸給×支給月数」で求められます。2025年の給与改定では、支給月数が年間4.5カ月分から4.6カ月分に引き上げられました。

以上を踏まえて計算した航空管制官の平均年収は次の通りです。

航空管制官のボーナス:35万4,332円×4.6カ月=約162万9,927円
航空管制官の平均年収:45万499円×12カ月+約162万9,927円=約703万5,915円

「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、民間企業の給与所得者全体の平均年収は約460万円です。航空管制官の平均年収約703万円は、会社員の平均に比べかなり高い水準であるといえます。

参考:
令和6年 国家公務員給与等実態調査 P2 | 人事院給与局
令和6年 人事院勧告・報告の概要
令和5年分 民間給与実態統計調査|国税庁

航空管制官の月収は約45万円

航空管制官の給与には国家公務員の専門行政職俸給表が適用されます。専門行政職俸給表の平均給与月額は45万499円となっているため、航空管制官の平均月収は約45万円であるとわかります。

なお、俸給表の平均給与月額には、俸給に加え各種手当も含まれています。ボーナスに該当する期末手当・勤勉手当も含まれており、期末手当・勤勉手当は年2回の支給となるため、実際に毎月支給される金額は45万円より少なくなります。

給与からは健康保険料や年金保険料が天引きされることから、実際に手元に残る金額はさらに少なくなることを理解しておきましょう。


航空管制官の初任給は約20万円

「令和6年国家公務員給与等実態調査」を見ると、航空管制官の初任給の目安も分かります。専門行政職俸給表の1年未満・大学卒の平均俸給額は20万8,798円であり、この金額が航空管制官の初任給に該当するといえます。

なお、専門行政職俸給表の年層階層別の平均俸給額を見ると分かるように、航空管制官の年収は基本的に勤務年数を重ねることで上がっていきます。

国家公務員の給与は俸給表の級と号俸の組み合わせで決まり、職務階級に応じて上がるのが級、勤務年数に応じて上がるのが号俸です。

航空管制官としての勤務年数を重ねていけば、級と号俸も上がっていくため、年収増を期待できます。収入を増やしたいなら、昇進を意識しながら真面目に働き続けることが重要です。

参考:令和6年 国家公務員給与等実態調査 P13 | 人事院給与局

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