
25歳までに200万円貯金することは可能?貯金するために重要なこととは?
みなさんの貯金額はどのくらいでしょうか?貯金をするために重要なことは、「出費を減らすこと」と「収入を増やすこと」です。今回は25歳という年齢に視点を置いて、平均貯金額やおすすめの資産運用方法などについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
25歳で貯金200万円は多い方なのか?
職場や友達の間で、稀に話題に上がるのが貯金額についてです。
人によっては貯金額が0円ですし、既に100万円以上の貯金額を確保していることもあります。
では、25歳の人の貯金額は一般的にどのぐらいなのでしょうか。
25歳の平均的な貯金額とは
25歳の貯金額の平均は、推定で50~100万円です。
この数値の算出方法は20代の平均貯金額は約150~180万円であり、20代後半で年収が増加することを考慮しています。
25歳で貯金200万円は多い方である
上記の貯金額は平均ですので、貯金をしていない人もいます。
20代で貯金額が0円の人は約40%です。
一方で500万円以上貯蓄金額がある人は約5%であり、詳細を見るとかなり差があります。
つまり、本人の努力次第では200万円以上の貯金が20代でも可能であることを裏付けています。
独身で年間200万円貯金した人の考え方とは?
貯金をするために重要なことは2つあります。
「出費を減らすこと」と「収入を増やすこと」です。
出費を減らすことが重要な理由は、年収が1000万円にも関わらず、貯金が0円である世帯が10%弱存在することに起因します。
つまり、年収が多いことが必ずしも貯金額が多いことにはつながりません。
しかし、年間200万円貯金するためには1ヶ月で約16万円の貯金が必要です。
手取りが16万円を下回っている場合は達成困難となります。
目標の貯金額が多いならば、収入の増加は避けられません。
自身が置かれている状況を踏まえて、どのように上記の2つのポイントを達成するかを例を挙げて見て行きましょう。
考え方1「車がなくても生活できる地域に住む」
車は便利ですが、維持と購入にお金がかかります。
維持費の例を挙げると、保険、車検、燃料代などがあり、その合計金額は年間40万円近くかかります。
車両によっては更に維持費が増加します。
車両、車種、新車か中古かで変わりますが、購入に必要な金額は低く見積もったとしても100万です。
車を3年間所持すれば、200万円の出費となります。
貯金との両立の障害になることを念頭におきましょう。
車を使用しなくても生活可能な地域は、大都市周辺です。
電車やバスが充実しているため、必要な時にだけで交通費を支払うだけで済みます。
仕事に対しては通勤手当がつきますので、収入の低下に大きな影響はありません。
考え方2「家賃が安い地域に住む」
家賃の全国平均は約4万7000円です。
地域別に見ると、関東地方が約5万7000円と高く、沖縄や東北地方が約3万2000円と低く、その差は約2万5000円となります。
単純計算で年間15万円となり、貯蓄額に大きな差が現れます。
仕事や家庭の関係で、全国を視野に入れて引っ越すことは難しいと思います。
しかし、関東地方に住む際に家賃の安いエリアを探すなどは可能です。
考え方3「年収がある程度高い地域に住む」
2017年の厚生労働省の統計によると、東京都の平均年収は615万円です。
一方で、青森県の平均年収は359万円であり、その差額は256万円です。
25歳の年収の差額はこれより少なくなりますが、業種や職種だけでなく地域でも年収が変わることを念頭におきましょう。
東京都は家賃や物価が高いため、収入が多くなります。
一見すると、年収が高くても出費が増えるため貯金に対しては利点がないように思えます。
しかし、住む地域を東京都以外にすることにより年収の恩恵だけを受けることもできます。
3つの考え方をまとめますと、「給料の高い大都市周辺」の「家賃や物価が安いエリアに住むこと」が年収を増加させつつ、出費を抑えるポイントとなります。
貯金額200万円の人におすすめの資産運用方法とは?
200万円を銀行に預けていても、金利は0.01%であるため資産は増えません。
しかし資産運用で年間3%利益を出し続ければ10年後には268万円となります。
資産運用には様々方法がありますが、今回は誰でも始めることができる2つを説明していきます。
運用法1「FX」
外国為替取引のことで、為替の変動による差額を利益とし、資産を増やしていきます。
株取引とは違い、為替の変動の幅が小さいため損失が大きくならない利点があります。
ちなみに利益を得る人の割合は6割と多いです。
これは「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」の統計データを元にしています。
FXには多くのメリットがあります。
誰でもできること、24時間できること、少ない投資金額からでもできること、手数料が少ないことなどです。
つまり、敷居が低く初心者からでも始めやすいです。
ただしデメリットもあります。
インターネットを利用しているため、通信障害の時に対応ができない場合があること、業者によっては破綻時に委託金が返金されないこと、そしてレバレッジによる膨大な損失を被る可能性があることなどです。
レバレッジとは、簡単に述べると投入した金額以上の取引が可能なシステムです。
例えば、1万円でも最大25万円分の取引ができるため、利益を25倍にすることができます。
一方で、損失も最大25倍になります。
FXが危険と思われているのはこのためです。
損失を出している人の割合は4割と統計で出ていますが、これは少ない元手をレバレッジで運用する人が多く含まれているためです。
ノーリスクである投資はないため、事前にデメリット、危険性などを確認し、無理のない運用をしましょう。
為替は常に変動するため、時間を確保しづらい人は不向きです。
運用法2「ETF」
ETFとは、簡単に説明すると投資信託のようなものです。
「株と投資信託の両方の良い所を持つ」と言われています。
投資信託は非上場企業の株を対象としますが、ETFは上場企業の株を対象にできます。ETFは上場投資信託のことです。
ETFのメリットは、分散投資が可能なこと、取引時間が長いこと、信用取引が可能であることです。つまりリスクを減らす、細かく売買ができる、ハイリターンを取りに行けます。
ETFのデメリットは、信託報酬が多くリターンが少なくなること、流動性が大きいこと、投資信託と比較すると損失が出る可能性が高いことです。
ETFで損失を出す人は5割と言われています。
そのため、向いている人と向いていない人がいるということです。
ETFを始める場合は事前によく調べ、情報を集めることが望ましいです。
ちなみに、ローリスクでローリターンが良いという人はETFより投資信託をお勧めします。
結婚時に夫婦合わせて貯金200万円って多い方?
独身の人と結婚した人では、必要な貯金が大きく異なります。
それはマイホームの購入、結婚の費用、子育ての費用が膨大だからです。
結婚後の生活を考えると、結婚する段階である程度の貯金は確保しておきたいです。
では、その貯金がどの程度必要か説明していきます。
結婚時の夫婦合わせての貯金額の平均値とは
平均額は約300万円です。
幅のある表現をすると200~300万円です。
25歳の貯金額の平均が50~100万円であることを踏まえると、少し多い金額となります。
しかし、これは「結婚時の平均額」が原因です。
結婚の平均年齢は約30歳ですので、貯金額は当然25歳より多くなります。
結婚時に夫婦合わせて貯金200万円は決して多くはない
残念ながら、結婚時の貯金200万円は多くはありません。
その理由は「結婚式などの費用」と「子育ての費用」が合計750万円必要と言われているからです。
内訳を説明すると、結婚式などの費用が約450万円で、子育ての費用が公立大学進学までに安く見積もって300万円です。
これらの費用は新婚旅行や披露宴をなくすことで低下し、私立大学に進学させることで増加します。
結婚時に全ての金額を用意しておく必要はありませんが、新生活や家族計画を考えると貯金は大いに越したことはありません。
ただし、20代前半などで結婚した場合は社会時経験期間が少ない分、貯金の額が控えめな傾向があります。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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