
大学生の読書量とは?メリットや読書を習慣づける方法をご紹介!
大学生のみなさんはどのくらい本を読んでいますか?実は大学生の大半の読書量が「ゼロ」なのが現状です。しかし読書をすることにはさまざまなメリットがあります。今回は大学生の読書量や読書に対する意識調査の結果、読書をすることのメリット、読書量を増やす方法などをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!
大学生の読書量や読書時間数
皆さんは大学生がどのくらい本を読んでいるか想像してみたことはありますか。
また高校生や社会人よりは多いのか少ないのか、少し気になりますよね。
ここでは大学生の読書量や、読書時間数などを紹介します。
大学生の読書量
さて、大学生の読書量はいかがなものか、結果から申し上げますと大学生の大半が「ゼロ」だったということです。
本を1冊すら読まないことが多いようです。
近年では大学生の読書離れが進んでおり、あるデータによると、アルバイトの収入は年を追うごとに増加を辿っており、そのため娯楽費や貯金額は上昇しているものの、書籍に費やす額は過去最低を更新しているとのことです。
また、高校生の平均を下回り、社会人とほぼ同じくらいの読書量だといわれています。
その高校生も多くがゼロであるというのが事実です。
大学生の読書時間数
読書量からも分かるように、大学生の読書時間数は半数が「ゼロ」だったようです。2017年に1日の読書時間がゼロの大学生が5割を超えてから、今日までさらに読書時間は減っているようです。
全国の国公私立30大学の約1万人の学生を対象としたアンケートということで、読書時間ゼロという現実味がいくらか増したかと思われます。
大学生の読書の意識調査と読書のメリット
大学生の多くが敬遠している読書ですが、その意識調査の結果や、読書のメリットなどをここでは説明していきます。
大学生の読書に対する意識調査の結果
実は、読書量、読書時間の事実に反し、大学生はしっかり読書をすることについて肯定的な意見を持っている人が多いことが分かっています。
まず、本を読むべきだと考えているかという調査に対し大学生の59%がそう思う、25%が少し思う、9%がそれほど思わない、7%が思わないと回答しました。要するに大学生の84%は読書は必要だと考えているということです。
次に、自分の読書時間は少ないと考えているかという調査に対し大学生の57%がそう思う、25%が少し思う、9%がそれほど思わない、9%が思わないと回答しました。
やはり多くの大学生は読書が足りていないという自覚はあるのだということがこの質問を通して分かります。
大学生の読書によるメリット
まず一つ目は、単純に知識が増えるということです。
これは読書による一番のメリットであるといえます。
特に大学生は社会人まであと一歩、社会に出てからも困らないようにするためにこの時期に知識をしっかり獲得しておく必要があります。
二つ目は思考量が増えるということです。
大学生は確かに授業で思考力をフル活用する人も多いでしょうが、さらに空いた時間に読書をすることで一段と思考力が身に付くことでしょう。
作者は何を思ってこんな物語を作ったのか、この言葉にはどのような意味が込められているのだろうかと想像力を働かせるだけでも、脳には大きな刺激となるでしょう。
三つ目は、集中力が高まるということです。
面白い本と出会った時、多くの人は周りが気にならなくなるほど熱中して本を読んだという経験があるでしょう。
読書をすることは集中力を高める方法としても素晴らしい効果があるとされています。
大学生の読書習慣作り
では、読書習慣を今からでも身に付けたいという方に向けて、読書週間作りのコツを紹介していきます。
大学生におすすめな読書時間帯
どこの大学か、何の学部かによっても授業の時間割や一日の授業時間も大きく変わってきます。
しかしながら、誰にでも共通する空いた時間があります。
それは、起床してからの数十分だったり、休み時間、帰宅後の数十分、数時間です。
多くの人は、その時間をスマホやインターネットに費やしてしまうことがほとんどだと思われますが、その時間を読書に置き換えてみてはいかがでしょうか。
多くの人は時間が空いていないのではなく、こうやって良い読書の時間帯を他のことに費やしてしまっているのです。
大学生の読書時間確保のコツ
起床からの数十分、帰宅後の数十分、数時間は恰好の読書時間であると言いましたが、中々朝が起きれない、夜もダラダラしてしまうという人はまず、早寝早起きを心がけると良いでしょう。
すると、生活習慣の改善にもつながり、おのずと読書に手を付ける気分も高まっていくことでしょう。
また、大学の休み時間を有効活用したいというのならば、比較的静かな場所へ行って本を開くという動作が大切です。
ここでスマホを開いてしまうとアウトです。
常に本を持ち歩き、休み時間は必ず本を開くという習慣を身に付ければ、休み時間を読書に充てる習慣も自然に身に付いていくでしょう。
大学生の読書量を増やす方法
では、読書量を増やしていくにはいったいどのような方法で読書を行うべきなのでしょうか。
読書量を増やすには読書の楽しさを知る
最初から難しい本を読む必要はありません。
まずは、自分が興味を持っている分野の本から手に取ってみることが大切です。
そして、次のページをめくる楽しさ、内容がすらすら頭に入ってくる楽しさなどを感じることができるようになれば、必然と読書が楽しいものであるということに気づくことができるでしょう。
読書量を増やすには読書後の充実感を知る
本を全く読まない人が、1冊でも読み終えることができれば大した充実感を味わうことができるでしょう。
そして、何冊も読み進めていくうちにその充実感がなくとも読書が楽しいと感じることができるようになってきます。
ほとんどの人が、最初の0から1という部分をやらないだけであって、1冊読んでしまう充実感を味わうことができるだけでも、あなたにとっての読書というものは大きく変わっていくことでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、大学生の読書に関することについてお話してきました。
読書をするということは、誰にとっても大切なことであり、そこに損が発生することなんて絶対ありません。
実際読書をする人としない人では顔つき、性格、知識量、思考力などが全然違ってくるという研究結果も出ています。
今からでも全く遅くありません。
すきま時間を見つけたら、まずは1冊本を読んでみてはいかがでしょうか。
読んでいただきありがとうございました。
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約90%の質問に回答が寄せられています。
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