医療事務の志望動機の書き方｜履歴書・面接で使える例文・サンプル

医療事務の仕事は必ずしも資格が必要とは限りませんが、どこで働きたいかによって有利な資格が異なります。

ここでは志望動機を考える際に把握しておくべき、医療事務の種類とそれぞれに求められる資格について説明します。

• 病院や診療所の医療事務
• 歯科医院の医療事務
• 調剤薬局の医療事務
• 医師のサポートを行う医療事務

1.病院や診療所の医療事務

まずは病院やクリニックで働く医療事務のご紹介です。

主な業務内容は、

• 受付・会計業務
• 患者とスタッフを繋ぐクラーク業務
• レセプト業務

の3つになります。

「病院の顔」とも言われる医療事務では、ビジネスマナーや高いコニュニケーション能力が必要になります。また、医療事務の業務で重要なものが「レセプト業務」です。

レセプト業務とは、健康保険組合・共済組合・市区町村が負担している診療費を請求する仕事です。診療費の7割がこの負担分にあたるため、作業の正確性が問われます。

病院や診療所の医療事務として働く際に、持っていた方が有利な資格は
 

1. メディカルクラーク（医科）
2. 診療報酬請求事務能力認定試験（医科）
3. 医療事務管理士
4. 医療事務　認定試験
5. 医療事務能力検定試験
6. 医療事務実務士
7. 医療事務資格

など様々です。

自宅受験が可能であったり、年に複数回行われる試験が多いので、医療事務のスキルを証明できるものとして、持っておいても良いと思います。
 

2.歯科医院の医療事務

歯科医院の医療事務の業務内容は、

• 受付・会計業務
• レセプト業務
• 歯科医療事務

の3つになります。

器具の消毒や準備などを行う「歯科医療事務」が歯科医院の業務のポイントです。歯科の医療事務として働く際に、持っていた方が有利な資格は
 

1. メディカルクラーク（歯科）
2. 診療報酬請求事務能力（歯科）
3. 歯科医療事務管理士
4. 保健請求事務技能検定試験（歯科）
5. 歯科助手資格

などが挙げられます。
 

3.調剤薬局の医療事務

調剤薬局の医療事務の業務内容は、

• 受付・会計業務
• レセプト業務
• 薬剤師の補助

の3つです。

調剤薬局では、薬剤師の指示のもと、薬剤の管理や発注、調合を行います。調剤薬局の医療事務として働く際に、持っていた方が有利な資格は、
 

1. 調剤事務管理士
2. 調剤報酬請求事務技能認定
3. 調剤薬局事務検定試験
4. 調剤事務実務士
5. 医療保険調剤報酬事務士
6. 調剤請求報酬事務専門士
7. 調剤薬局事務資格

などが挙げられます。
 

4.医師のサポートを行う医療事務

最後にご紹介するのは、医師のサポートを行う「医師事務作業補助者」です。

主な業務内容は、

• 診断書や診療情報提供書などの作成代行
• 電子カルテなど診療記録の代行入力
• 各種書類作成・整理業務

などが挙げられます。

医師の業務を軽減するために、事務作業一式を代行する仕事です。医療事務作業補助者は、資格がなくても働くことはでき、院内の32時間の研修で知識を取得することが可能です。

さらに専門性を高めたり個人的なスキルアップを目指す方は、
 

1. ドクターズクラーク
2. 医療事務作業補助者実務能力認定試験
3. ドクターズオフィスワークアシスト
4. 認定医師秘書

などを取得すると良いでしょう。

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