年功序列でベース給与が算定され、所属部署の営業成績があまり良くなかったとしてもボーナスの差がつくのは5%程度であまり偏りがない。
直属の上司にもよるが、在籍していた部署は残業をなるべくさせない方針、休暇は業務に支障が無く割り当てられている有給の日数以内であれば特に問題無く取得可能という雰囲気だった。
これも、直属の上司及び事業部長の人柄や方針によるが、私の直属の上司は唯我独尊タイプかつ、他者からの提案を受け入れないタイプだったので、待遇は非常に安定していて仕事自体は好きだったものの自分が成長できる職場ではないと感じた。
正社員の女性は産休・育休の取得や時短業務などの利用が可能で、部署にもよるが上司も理解がある雰囲気だった。一方で、派遣社員や契約社員の女性はどんなに成果を出していても育児期間(子供が小学校に上がるくらいまで)は正規採用への切替は難しい雰囲気であり、結果、退職する人が多かった。
やりがいの部分に書いたとおり、自分が成長できる職場ではないと感じたことと、長年の夢であった大学院留学を希望したため退職した。
非管理職の残業代は法の範囲内なら満額支給される(720時間)。 人事評価が良ければ1万円弱昇給することもあり、基礎給昇給分と合わせて2万円ほど上がる年もあった。
高い自己管理能力が求められるが、遅滞なく業務をこなせていればほぼ自由に有給休暇の取得や定時退社が可能。ただし、委託元の客先の要望により急遽残業や休日出勤が入る場合もある。
定期的に配属希望のヒアリングがあり、かなり意見が尊重されているように感じる。特段の事情がない限り、本人の意向を無視して転属させられることはない。 社内の雰囲気も基本的に良い。議論がヒートアップすることはあるが、基本的に社員同士の仲は悪くない。
様々な研修が用意されているが、建設、土木、都市計画系の講座が多く、資源循環やマネジメント系列の講座は少ない。また、基本的に業務が忙しく参加する時間がない。 人事評価は評価項目にクセがあり※、正直適切な人事評価がされているか疑問だが、自分の評価結果に満足しているため不満はない。 ※極端な例えをすると、「明朗快活で誰とでも分け隔てなくコミュニケーションを取れる人材」→評価5、のように会社の求める人物像が一括りで表現されており、自己評価をつけにくい。部分的に当てはまる場合は評価に困り、適当につけざるを得ない。
住宅補助は充実している。3年目まで7割、4-5年までは3.5割の補助を受けることができる(地域ごとに補助対象の上限額はある)。異動時にも暫く住宅補助がつく。かつてフリーアドレスと合わせてハイブリッドワークを推進していたが、業務の非効率化が指摘されるようになった。世界的な動向と同じく、今後、徐々にトーンダウンして行く可能性はある。