ワークライフバランスは取りやすく、残業も、それほどなかったです。サービスの立ち上げ時期や、期末の追い込み時期などはやはり残業をたくさんしている人もちらほらいましたが、必ずしもしなくてはいけないというわけではなく、やりたい人がやる、やりたくない人はやらない、という感じでした。
女性同士のネットワークも強く、先輩後輩間の交流も多く、ロールモデルも見つかりやすいせいか、既婚、独身の方、みなさま自分のスタイルでワークライフバランスを充実されていました。 ご出産を経験される方も、産休、育休を経て仕事に戻ってくる人がほとんどで、復帰してからも、働きやすい環境や制度が充実していました。
繁忙期は残業が出ることもありますが、基本的には自分で裁量を持って仕事をできるため、調整は効きやすいです。総合残業時間も多くはありません。趣味や家族サービスに充実しているメンバーも多かった印象です。
「事業の強み」の欄で書いたように、サービスとしては他社に押されている部分がありましたが、とはいえ会員数や閲覧数などは一定規模あるものが多く、仕事として責任の伴うものも多く、やりがいがあります。
私が在籍していた当時は、某大手企業の傘下でしたので、退職金制度あり、企業年金ありと、かなり充実していました。現在は親会社が変わったため分かりません。
創業当初はパソコン通信の先駆けとなる会社であり、インターネット上のコミュニティを牽引する企業でしたが、ブロードバンド時代においては他の通信系企業や新興SNSに押されあまり存在感を出せなかったように思います。ただ某おもしろメディアサイトやリアルイベント会場など、特異なサービスも運営しており、ユニークな側面はありました。
メンバーと管理職を別で考えた方が良いと思います。 メンバーは非常に守られています。 はたらき方や残業についてはコロナ渦が始まってからより一層、メンバー目線で考えられていると思います。 管理職もほぼ同様ではありますが、結果が全てになってきます。そのために自分でやる必要があれば遅くまでやるかたtになると思います。
ノジマグループへと変わり、富士通グループののびのびした雰囲気は一変しました。 ただ、富士通グループ時代が緩すぎただけで、ノジマに代わり、のびのび出来なくなった人が陰でぐちぐち言っていますが、当たり前だと思います。 社長は、数字と鋭い感覚を持った方で結果を出していますので、厳しいと感じる人はやめていきますが素晴らしい経営者だと思います。 管理職に求められるのは当然のことばかりで、定期的なホウレンソウを行うことで社長の考えを知ることができ、理解ができると思われます。 ただ、社長と面と向かっている管理職とメンバーの意志の強さにはギャップがあると思います。
プライベートと仕事のバランスの満足度についてですが、こちらは高かったと考えております。 もちろん、部署や、同じ開発部にいてもチームによって増減はあるという前提はありますが、自分が所属していたチームについてはほとんど繁忙期がなく、月10時間以上の残業をしたことはほとんどありませんでした。 有給休暇の取得のしやすさについても非常に高く、一週間前に申請するというルールはありましたが、やむを得ない理由の場合は前日に申請しても問題がなかったと思います。 一点、問題があるとすれば、フレックスタイム制度はありますが、ほとんど形骸化しており、原則として定時出社定時退社が前提となっているところはございます。また、フルリモートについては会社自体が否定的であり、週2日程度の出社はしなければならない前提にはなってしまいます。今後このルールが緩くなることは考えにくく、どこかのタイミングで在宅勤務の比率が増えることもあり得なくはないのかな、と言った印象です。