建設業界は同じビジネスモデル(請負)の会社が乱立する業界であり、企業毎の特色を見つけ出すのは難しい。特定のある企業でなければ施工できないという仕事はほとんどないと言える。社員数が営業活動や施工能力(計画立案・積算・施工人員)に大きな差があるのも事実で、やはり規模の大きな会社が規模の大きな案件を手掛けている状況である。
東急が源流であることから、鉄道土木の技術力には定評がある。 旧大東急の仕事もよく受けていることから、この技術は間違いないのだと思う。 また、物流センターの設計施工も非常に強い。 しいて弱みを言うのであれば、これらの用途が衰退した後に、何で稼いでいくかが定まっていないところ。 利益率による物件の取捨選択によって、昨今取れていない用途についてはノウハウの蓄積が難しい状況だと思われる。