カレー、シチューといった分野はやはり安定しているので、ベースはしっかりしている。ただそれに付加価値をつけることが出来ておらず、企業として自己満足に終わっている部分も大きい。
今の営業スタイル、社内の雰囲気からすると、バリバリ仕事をするタイプが居なくなっているので、利益は下がって行きそうな気がする
50年続くブランドがありお客様からも支持していただいているのが強み、どうブランドが揺らぐことは今後考えにくく、基本的にブランドが潰れないと考えられる。しかし、そのブランドのみで他のブランドが誕生しにくい環境にある。会社も既得権益を守ることが第一優先のため新たな価値を生み出しづらい環境。ドメインの事業が家族世帯をターゲットとしているため、少子高齢化による売上ダウンは免れない。延命するのに安売りが考えられ、今後利益も圧迫されると思われる。時代に合う新製品を生み出す環境をつくること、失敗を恐れず資金力を生かした新事業に力を入れていくなど考える必要がある。
バーモンドカレーを中心に太い顧客満足度を獲得している。 その他、スパイス部門では大きな売上を出しているが SBにはシェアで負けている。 価格・シェア、どのように捉えて行くかが今後の課題のひとつ。 海外進出は他企業に比べ劣性 より先進性を持って、重点的に取り組んでいく必要を感じる
新しい領域への挑戦は顕在化しているフィールドにしか投資しないため、常に後発となり市場の中のその他大勢のプレーヤーとなっている。 主力事業が持ちこたえている間にきっちりと新規フィールドでの事業ポートフォリオを組んで安定化させることが急務。
財務状況は安定しており今後も伸びるだろう 商品の幅は少ないように思う
工場では、いつまでも古い設備を使用しており、いつ壊れてもおかしくない状態です。 メインの工場でさえ人海戦術でアナログ生産が大半を占めている。 多品種少量生産の時代にアンマッチで、ものによっては最小ロットで生産し、半分以上が廃棄になる製品もザラにある。 新製品はカテゴリー内でカニバリしているだけで新しい価値を創造してるとは言えず売れない。 ジリ貧状態。 予算なんてあってないようなもので、自然災害等が起こって特需(神風)が吹くのを待つばかり。 年配の老害社員が重宝され、若手は薄給で時間外は恒常的に発生している。 チャレンジ精神のようなものは感じられず、事勿れ主義でパッとしない。 強みといえば、数少ない主力製品のカレー。 2〜3品で作り上げた利益を他大半の売れない製品の間接費をカバー。 国内の食数が減っていく将来では、売上拡大よりも利益率を上げ、効率的な経営をしていくしか道はないように感じる。
食品業界全体にいえることですが、人口が減少するにつれて、胃袋の数も減り、国内のみではどのメーカーも厳しくなっているのが現状であると思います。味の素やキッコーマンのように、海外進出をいかにできるかが今後の社運を決める上で重要であると思います。