すでに保険適用された漢方薬の育薬に特化したビジネスモデルのため、新薬開発のロジックとは全く異なる。そのため、研究者としては納得いかない場面も多々ある。 そのため、新薬を作るというよりリポジショニングに特化した発想が重視されるので、そうした視点からオリジナリティをアピールすることが肝心です。個人的には福利厚生や働きやすさは満足しているが、面接を受けて本気で入社したいと思うのであれば自身の研究的姿勢をダウングレードしつつも、別の道からアップグレードしていくという柔軟な発想が大事だと思う。 また、産学の連携という視点からエビデンスを創出するという観点も重視されるため、会社での研究はあくまでその肉付けという位置づけであることを前提としている。 他の製薬企業の事情はあまり存じ上げないが、ジェネリック医薬品の企業とビジネスモデルは類似しているのではないかと想像する。 そのため、面接を受ける前には育薬という事業について熟知しておく必要があると思う。
有給はとても取りやすい。ボーナスは他業界に比べると高いと思う。ただ基本給があまり上がらない。
他の製薬会社と決定的に違う点が医師に教えることが多いので、医師に求められる点はある。ただ反対に漢方を信じていない医師には相手にもされないが、そういう方達に理解頂くのも営業の面白さではある。
上司も人間なので好き嫌いはあるが、目標数字があるので、そこを達成しておけばそこまで低い評価ではない。 教育に関しては漢方という特異的な領域に対して、厚く教育が施されている。医師や先輩にも教えてもらえるので知識では差が出やすい分野でもある。
社員なら安く泊まれるコテージが軽井沢と伊豆にあるのはありがたい!家族がいる社員はそこに長期休暇で宿泊すると、通常にホテルを取るより3分の1程度の金額で泊まれると思う。
漢方薬は多成分系製剤のため高齢者で問題になっているポリファーマシー(薬剤の多剤併用)に対して期待は持てる。ただ他社漢方メーカーと違い錠剤など飲みやすい薬の形を作らない点が現場では非常に困っている。いくら頑張っても錠剤が良いから他社にしたと言われると悲しくなる
高給な業界であるので、そのなかでは非常に低い。特に月給はかなり低い。ボーナスは個人の目標達成の程度により数十万増減があり、業界並みといった感じ。
社として残業を減らす方向に動いているが、実際の現場ではまだ浸透しきれておらず、個人によって認識に差がある。残業代は全額出る。 土日に講演会等で休日出社した場合には買い上げとなる。
業界全体としてはMR削減の方向にむかっているが、漢方というニッチな領域を取り扱っており、かつ圧倒的なシェアがあるので営業はしやすい
福利厚生としてベネフィットステーションがあるが、首都圏近郊でないとほとんど利用する機会がない。