ユーザー名非公開
回答2件
社労士の資格を持っているのは大きいです。 実務経験が無いのは痛手なので、一刻も早く転職活動した方が良いと思います。 せめて30歳迎える前に。
社労士資格を持っており、実務未経験から独立した者です。 一般企業では社労士資格の有無よりも、実務経験の方が明らかに重視されます。これは、考えてみれば当然です。 社労士試験でたとえば徴収法はさんざん勉強されたと思いますが、年度更新の申告書の書き方分かりますか?計算方法分かりますか? 健保と厚生年金の随時改定の要件はさんざやられたと思いますが、給与計算ソフトに何をどう入力し、どういうアラートが出たら、どういう書類を出して、いつから控除額を変えればいいか分かりますか? もし、何らかの理由で上記がスラスラわかる知見があれば、実務経験があるに等しいですから経験者として採用され、社労士資格は大いなる強みになると思います。 分からないようであれば、典型的な社労士資格持ちの実務未経験者で、企業にとっては頭でっかちの癖に労務業務はひとつも任せられない人だということになります。なぜなら理由は明らかで、企業であなたに即戦力として明日からやって欲しい仕事は、社労士試験の問題を解くことではなく、上で見たことのうち、あなたが分からないと感じた業務をかなりの速さでこなすことだからです。労務コンサルって、給与計算代行とかですよね?であれば同じです。 採用されるとしても、完全にポテンシャル採用であり、あなたの人柄とかキャリアビジョンや就職動機によるものとなります。29歳だと、それなりに現在の業務に習熟されてると思いますから、恐らく給料は下がります。 これは私の私見ですけども、あなたが今までやってきた仕事が法人営業に近い業務なのであれば、実務経験なんか積むより、独立しちゃったほうがいいですよ。ほとんどの会社が法人営業で売ってるものよりも、社労士業務の方がはるかに受注しやすいはずです。 社労士資格は、人事業務で役立つ資格というよりは明らかに独立に適した資格です。食えないなんてのは半分ホントですが半分は嘘です。 法人営業経験がない人が人事未経験で突然独立してもほとんど何もできないと思います。 ただ、法人営業経験があり、しかもできれば中小への新規営業に近い経験があれば、いくらでも売れるものがあります。食えるようになるのは全然難しくありませんし、1000万超えレベルを高年収というのであれば、高年収になるのは全然難しくないです。 スポットで助成金申請業務とか、何らかの手続き対応とかで困ってる零細の経営者は、飛び込みすればいくらでもいますから、月数十万の収入はすぐに行きます。しかもなぜか先生と呼ばれますし、資格のありがたみがわかると思います。反対に、独立しないとこのありがたみは絶対わかりません。 ほか、もし独立してあんまり仕事がなければ、月に十日±くらいの、労基署とか年金事務所の非常勤職員のアルバイトは、ハローワークで相談すればいくらでも募集してます。 これらは社労士資格が必須であったり、上の民間企業に比べれば圧倒的に社労士が有利です。時給はすごいやすいですが、1500円以上は行きますので、飲食よりは高いです。 こういうバイトで最低限の月収は稼ぎつつ経験も磨いて、それをきっかけにして仕事に繋げる、というのも考えられる道だと思います。 実体験に基づくほんとの情報ですので、参考にして頂ければと思います。 29歳で人事未経験であれば、人事部のポテンシャル採用で、新卒の人と同じ扱い、頭でっかち未経験とみなされながら、薄給に落として単純な労務業務をするよりは、まだ、成果報酬制のすごいきつい営業職とかに転職して実力をつける方が道としては全然可能性があると思います。 総論としては、ものすごい使える良い資格ですが、キャリアに保守的になってしまうとほとんど役に立ちません。人生計画を立てて、頑張ってください。心から応援しています