
コンサルタントに将来性はない?今後の需要や落ち目と言われる原因は?
AIの普及・コロナ禍の現代社会で、コンサルタントに将来性はあるのでしょうか。職種別の将来性や今後の業界の変化・需要などについて解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
コンサルタントの将来性│業界の現状【5社比較】
2021年にIDCJapanが行った調査によると、今後の国内のコンサルティング業界の市場規模は2025年に1兆2551億円に到達するとされています。
特に成長すると予想されるファームは、ビジネスコンサルティングとITコンサルティングです。
コンサルタント業界の現状は?【5社比較】
コンサルタント業界の現状について、業績の推移をご紹介します。
企業 | 業績(億円) | 前年比 |
野村総研 | 5,504 | 4.1% 増 |
三菱総合研究所 | 920 | 2.2% 増 |
ベイカレント・コンサルティング | 428 | 30.1% 増 |
日本M&A | 361 | 12.8% 増 |
リンクアンドモチベーション | 352 | 7.6% 減 |
参考:各社の有価証券報告書
主要な国内コンサルティング企業5社の業績は以上になっています。
多くの企業が業績を上げていることが分かります。
続いてJoBQに寄せられた、SIer・ITコンサルを目指している就活生によるQ&Aをご紹介します。ぜひご覧ください。
NRIかアクセンチュアに入るならどちらを選びますか?
2020卒の情報系院卒の学生です。SIerやITコンサル業界に興味があり就活をしております。
現在アクセンチュアのビジネルコンサルタント・IBMのビジネルコンサルタント・野村総合研究所のAE(アプリケーションエンジニア職)・NSSOLのSEで内定を頂いているのですが、非常に悩んでおります。
私としてはこの中だとどこに行ってもやることにあまり差はないと思っているので、給料や転職する際の市場価値で比較しようとしておりアクセンチュアかNRIが良いのかなと思っています。
ただアクセンチュアはついていけるかなって心配があるので、NRIの方がまだ安心かなってイメージはあります。皆さまが同じ立場でしたらどの企業を選びますか?特に私の観点だけでなく、また違った観点からの意見も知りたいです!
こんにちは、はじめまして。人材紹介業で法人営業を担当していました。担当領域が異なる為、各社の内情を事細かく理解している訳ではありませんが、もしも候補者様の立場であれば、年収の他、組織コンディション、具体的な想定案件を確認すると思います。
組織コンディション→新卒採用人数、中途採用人数などを確認します。極端に少なすぎる場合は案件受注状況が気になりますし、多すぎる場合は案件受注数に対する組織状況、労働環境、育成体制などが気になります。
具体的な想定案件→どれもピカピカの会社で羨ましい限りですが、入社後の …続きを見る
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コンサルタントの需要は?
国内の経済が低迷しているため、コンサルタントに有料でコンサルティングを依頼し、景気回復や現状打破を試みる企業は増えています。コンサルタントの需要自体は、なくなるわけではありません。
しかし、AIの普及も進んでいるため、コンサルタント業界の中でも特に優秀な成績を修め続けられるようにしなければ、生き残ることは難しいかもしれません。
もともと、業界や社会に適切かつ迅速に順応していくことが求められていた職種ですが、さらに洗練されていくことになるでしょう。
続いては、JobQに寄せられたに関するQ&Aをご紹介します。
外資系コンサルに転職するにはどんな資格や経験が必要ですか?
外資系コンサルファームへの転職についての質問です。
将来、外資系の大手総合コンサルファーム若しくは、戦略ファームへ転職を考えています。現在、社会人2年目(インターン期間合わせると3年目)でベンチャーのコンサルファームで、クライアントの営業戦略の立案や、M&Aの案件に携わっています。
今後転職するために必要な能力や経験などあれば教えていただきたいです。
保有資格は
・日商簿記2級
・ビジネス会計検定2級
・TOEICスコア740
転職先では営業戦略などを中心に携われればと考えています。
期間としては2年以内に転職したいと考えています。
経歴を見るに、コンサルに勤めていらっしゃるだけあって一般的な2年目社員では中々経験できないような業務経験をされてる印象を受けます。
まずは…続きを見る
AIがコンサルタント業界にもたらす影響
IT技術の導入やAIの普及は、コンサルタント業界にも大きな影響を及ぼしています。
日常業務をAIが担うだけではなく、予算管理やマーケティング、資本配分や戦略策定にも導入されるようになりつつあるからです。
しかし、クライアントにとっては戦略コンサルタントとの対話・議論の中で事業や企業の改善に向かっていくことの方が望ましいとされています。
ハーバードビジネスレビューによると、アメリカの経営コンサルティングの市場規模は約600億ドルとされていますが、市場で実際に経営アドバイスを行っているのは人間だそうです。
AIの打ち出す施策は、計算ミスや抜けなどがない代わりに、クライアントに特化した戦略にならないからだと言われています。
どの企業にも当てはまる戦略では、クライアントは業界で生き残ることは難しく、つまり人間同士のコミュニケーションが重視されているのです。
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コンサルタント企業の将来性に関する口コミ
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