ロールモデルの見つけ方4選！意味やメリットも徹底解説

そもそもロールモデルとは、何を指すのでしょうか。

ここではまずロールモデルの意味について確認していきましょう。

ロールモデルの意味

結論から言うと、ロールモデルは「お手本になる人」を指す場合が多いです。

模範や行動規律にしたい人がロールモデルとなります。

なお、ロールモデルは人それぞれです。

例えば、仕事をテキパキとこなす先輩や、考え方に共感できて多くの部下に信頼されている上司などをロールモデルにする人もいるでしょう。

働く際に、お手本になる・尊敬できる人物がロールモデルとなるパターンが考えられます。

ロールモデルは絶対に必要というわけではない

ロールモデルは人によって異なります。

そのため「ロールモデルがいない」という方もいるでしょう。

また、ロールモデルは必須ではありません。

しかし周りの人の良い点や尊敬できる点を集めて、自分なりのロールモデルを想像上に作り出すことはできます。

ロールモデルを作る必要はありませんが、お手本となる人物を作ることでさまざまなメリットがあるでしょう。

ここで、ロールモデルの見つけ方に関する質問をご紹介します。

ロールモデルはいた方がいいですか？見つけ方がわからず不安です

私の会社には1~2歳上の上司、あるいは約10こ歳の離れた女性の方が多く、中間である3~5歳上の女性がいません。

この会社でどうキャリアアップするか、転職するかの目安・目標にできるような女性上司が欲しいです。

このままだと今の職種でキャリアアップしているイメージが湧かず、少し心配になってしまいます。

社外でロールモデルを作る方法もあると思いますが、そもそもロールモデルはいた方がいいのでしょうか？

見つけ方などコツがあれば教えてください！

また、男性にもロールモデルは必要だと思いますか？

いるに越したことはありませんが、いないから困るかどうかは会社次第です。

同じ職種で雇われた女性がいて、正社員で普通に結婚出産されて育休や時短を取っているなら居なくていいと思いますよ。

女性のキャリアで一番問題は…続きを見る

男です。

Rio DalioのThe Principal読んでみてください。

まず、メンターめっちゃ大事です。

ロールモデルは…続きを見る

男女双方からの回答でした。

他にもロールモデルに関するQ&Aを見ていきましょう。

社内で年の近い女性がおらず、ロールモデルの探し方を悩んでいます。

もうすぐ30代になる女性です。

ロールモデルがいる男性・女性、またはロールモデルを持つことについて考えたことがある方に質問です。

男女共に、ロールモデルとなる先輩社員を定めて、参考にしながらキャリアを設計している人がいるとよく聞きます。

ただ、私の会社には年の近い先輩がおらず、ライフイベントもすでに迎えている先輩が多いため、この会社でどのようなキャリア設計・ライフイベントを迎えた際にどのように仕事と両立していくかがイメージしずらく不安です。

今の就業先でロールモデルを探すのが難しい場合、どのような人を参考にしてキャリア設計・ライフイベントと仕事の両立をイメージすればよいか…

似た経験・環境で就業している方がいましたら、エピソードからアドバイスをいただきたいです。

また、ロールモデルはやはり設定しておいた方が良いのでしょうか…？

ロールモデルがいる方は、ロールモデルを設定したことでどのようなメリット・キャリア設計のしやすさがあったかなど、エピソードを教えていただけると幸いです。

ロールモデルやキャリアモデルがわからないという社員の意見は多いのですが、だからと言って社内で活躍している様々な人にインタビューをしてモデルを作ると、全然参考にならないものが出来上がります。

なぜかと言うと、…続きを見る

他にもAnswerがいくつかありますのでぜひご覧ください。

ここでは、ロールモデルの見つけ方を詳しく解説していきます。

ロールモデルの探し方に困っている方はぜひ参考にしてみてください。
 

ロールモデルの見つけ方1. 自分と近い年齢層から探す

自分と近い年齢層からロールモデルを探す方法は、今後のキャリアプランを立てやすくなるためおすすめです。

数年後に自分がなりたい姿をしている人物を、近い年齢層から探してみましょう。

また自分と近い年齢層の人物をロールモデルにした場合、自分をイメージして考えやすいのもメリットです。

例えば、自分より少し前に入った先輩などからロールモデルを設定してみると、同じ会社で具体的な行動も取りやすくなります。

さらに何か悩んだときはその先輩に相談ができるのも、大きなポイントです。
 

ロールモデルの見つけ方2. 理想や目指す働き方をしている人から探す

自分が思う理想や、目指す働き方をしている人をロールモデルとして探すのも良いでしょう。

例えば、週に3日出社している方が完全リモートワークを理想としているなら、ノマドワーカーをしている方などをロールモデルにするのがおすすめです。

世の中には、さまざまな働き方をしている人がいます。

身近に理想の働き方をしている人がいたら、その人をロールモデルにすると困った時にも相談しやすいでしょう。

なお身近にいない場合は、SNSを利用してロールモデル探しをしてみるのも一つの方法です。
 

ロールモデルの見つけ方3. 同じ職種・業界から探す

同じ会社や、身近な人に自分の理想とするロールモデルがいない場合も多くあります。

その際は、同じ職種・業界から探してみましょう。

同じ職種・業界にいる人をロールモデルにすると、今後のキャリアや働き方を具体的に参考にできます。

なお転職を考えている場合は、今の自分の職業から転職したい職業へのキャリアチェンジを成功させた人をロールモデルにすると良いでしょう。
 

ロールモデルの見つけ方4. 複数の人から参考にする

自分がお手本にしたいと思えるロールモデルがいない場合は、複数の人を合わせて自分なりのロールモデルを作成するのも見つけ方のひとつです。

ロールモデルは、一人である必要はありません。

自分の理想を持った人物の良いとこ取りをして、オリジナルのロールモデルを作成してみてください。

次に、ロールモデルを設定するメリットを確認していきましょう。

ロールモデルを見つけるメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

• キャリアプラン・アクションプランを立てやすくなる
• 成長速度のアップが期待できる
• コミュニケーションが増える
• モチベーションが上がる

それぞれ詳しく説明していきます。

キャリアプラン・アクションプランを立てやすくなる

ロールモデルを見つけると、明確な行動目標を立てられるでしょう。

そのため、キャリアプラン・アクションプランを立てやすくなるのがメリットです。

社会経験が少ない方がキャリアプランを立てるのは、難しく感じるかもしれません。

一方、すでに理想とするロールモデルがいれば、今後のキャリアプラン・方向性ははっきりするでしょう。

またロールモデルのようになるためには、どのような行動をしたらいいかわかりやすくなるのもメリットの一つと考えられます。
 

成長速度のアップが期待できる

ロールモデルが身近にいる場合、困ったときに相談が出来るでしょう。

そして、今まで悩んでいたことも相談ができるので、成長速度のアップが期待できるかもしれません。

また相談やアドバイスをもらえると、さまざまな問題の解決方法を知れ。

そのため、今まで困っていたことの解決方法は自分の実力にできるメリットがあります。

他にも、どのようにしたら成長できるのかが具体的にわかるため、効率よく進められるでしょう。
 

コミュニケーションが増える

当たり前ですが、困ったときにロールモデルの人へ相談すると相手とのコミュニケーションが増えます。

ロールモデルの人物とよく話すことで、コミュニケーションの良好化を期待できるでしょう。

ロールモデルを決める前から、上司や先輩と協力して働いている方はより一層信頼関係が増すかもしれません。

もし上司や先輩となかなか話す機会がない方は、ロールモデルをきっかけにコミュニケーションを取れるでしょう。

コロナ禍により、コミュニケーションが減った職場も多いのではないでしょうか。

ロールモデルを見つけることで、新たなコミュニケーションが増えるかもしれません。

モチベーションが上がる

お手本となるロールモデルがいると、モチベーションが上がるかもしれません。

目標の人物に近づくために頑張ろう、と思う人も多くいるでしょう。

目標がなく、ただ仕事をこなすのはモチベーションも上がらなくなることが考えられます。

理想のロールモデルを見つけて、仕事へのモチベーションにしましょう。

最後に、ロールモデルの見つけ方でよくある質問を確認していきましょう。

今回は、以下3つの質問に回答していきます。

• ロールモデルの見つけ方にコツはある？
• ロールモデルを見つけるためにまずできることはある？
• ロールモデルを有名人にしてもいいの？

それぞれ順番に見ていきます。
 

ロールモデルの見つけ方にコツはある？

ロールモデルを見つけたいと思っても、自分の理想に当てはまる人物が近くにいない可能性もあります。

前述したように、ロールモデルは複数いても問題ありません。

シチュエーションごとに、「働き方は〇〇さんを目標にする」「キャリアプランは△△さんを参考にする」などと分けて考えても良いでしょう。

ロールモデルを見つけるためにまずできることはある？

ロールモデル探しが難航している方もいるのではないでしょうか。

そのような場合は、まず何に困っているのか、将来何をしたいのかを書き出してみることもおすすめです。

「会社ではなく、自宅で働きたい」、「貯金が〇〇万円欲しい」など些細なことからで構いません。

まずはメモなどに書き出して、そこから実際にやりたいことをやっている人物を探しましょう。

ロールモデルを有名人にしてもいいの？

ロールモデルを有名人にするのは、全く問題ありません。

有名人であれば成功するまでにどのような道を歩んできたのか、すぐにわかるのも嬉しいポイントです。

自分にとって最適なロールモデルを見つけてください。

今回はロールモデルの見つけ方を紹介しました。

まずは身近な人物からロールモデルになるような人を探してみるのがおすすめです。

さらにロールモデルを見つけると、キャリアプラン・アクションプランを立てやすくなるメリットがあります。

ぜひ自分のロールモデルを見つけてみてください。