履歴書に契約社員の経歴はどのように書く？書き方やポイントをご紹介

雇用形態が契約社員であったことは、履歴書に記載しましょう。

なぜなら、転職先とのミスマッチが起きてしまうと考えられるからです。

例えば、入社後に「前職では契約社員だったので、そのような責任のある業務は任せられていません」などと言い訳をしてしまうと、採用担当者も採用時に期待していた能力とのギャップを感じてしまいます。

そのため履歴書には、契約社員であることを記載しましょう。

契約社員の職歴の書き方は、以下の3つです。

• 在職中の場合
• 契約が満了した場合
• 自己都合や会社都合退職した場合

それぞれ詳しく解説します。

在職中の場合

会社に在職している場合の、契約社員の職歴は以下の通りです。

職歴欄に「現在に至る」と記載し、在職中であることが分かるようにしましょう。

契約が満了した場合

契約社員の職歴で契約が満了した場合は、以下の通りです。

職歴欄に「契約期間満了により退職」と、記載しましょう。

自己都合や会社都合退職した場合

自己都合や会社都合退職した場合の契約社員の職歴の書き方は、以下の通りです。

会社都合退職の場合は、履歴書にある「自己都合」を「会社都合」に変えて書きましょう。

契約社員の職歴をアピールするポイントは、以下の3つです。

• 業務内容を具体的に書く
• 転職先で活かせる経験を書く
• 正社員登用された経験を記載する

それぞれ詳しく解説します。

業務内容を具体的に書く

業務内容を具体的に書くことで、より経歴をアピールすることが可能です。

例えば業務内容欄に「調理を担当」と書くよりも、「パスタの調理を一日約50食担当」と書くと採用担当者に業務内容が伝わりやすくなります。

そのため業務内容は具体的に書き、採用担当者に自分のことをアピールしましょう。

転職先で活かせる経験を書く

転職先で活かせる経験を書くことも、契約社員の職歴をアピールするポイントでしょう。

なぜなら転職先は、即戦力になる人を求めているからです。

そのためレベルの高い業務の経験や、表彰されたことなど、転職先で活かせることは記載しましょう。

正社員登用された経験を記載する

契約社員の職歴をアピールするポイントに、正社員登用された経験を記載することも挙げられるでしょう。

なぜなら、正社員登用されたということは、勤務態度や能力が会社に認められたことになるからです。

その結果、契約社員でも仕事に対しての姿勢が評価されると考えられるため、アピールするポイントになるでしょう。

最後に​​履歴書の契約社員に関する、よくある質問をみていきましょう。

今回は、以下3つの質問に回答していきます。

• 契約社員を正社員と偽った場合バレる？
• 履歴書に契約社員と書かなかったらどうなる？
• 履歴書に契約社員と書き忘れた時どうすれば良い？

順番に確認していきましょう。

契約社員を正社員と偽った場合バレる？

契約社員を正社員と偽った場合、バレる可能性は低いです。

しかし正社員であると偽ると、面接で「なぜ正社員だったのに会社を辞めたの？」と質問され上手く答えられず、矛盾が起きてしまうこともあります。

一方で、契約社員であると伝えると「将来が不安になるのは仕方ない」と採用担当者も、転職理由に納得してくれると考えられます。

そのため正社員であると偽ることで、嘘がバレてしまう危険性があることを覚えておきましょう。

履歴書に契約社員と書かなかったらどうなる？

履歴書に契約社員と書かない場合、転職先とのミスマッチが起きてしまうと考えられます。

例えば、転職先の仕事量がこなせず、契約社員であったことを入社後に伝えることになる可能性もあります。

そのため、履歴書には契約社員であったことを記載するのが良いでしょう。

履歴書に契約社員と書き忘れた時どうすれば良い？

履歴書に契約社員と書き忘れた場合、まだ履歴書が手元にあるのなら書き足しましょう。

しかし、面接の際に気づいた場合は、職歴を伝える際などに口頭で伝えるのが良いと考えられます。

本記事では、以下について紹介しました。

• 履歴書に契約社員と記載しよう
• 【例文】契約社員の職歴の書き方
• 契約社員の職歴をアピールするポイント
• 履歴書の契約社員に関するよくある質問

履歴書に嘘を記載してしまうと、転職先からの信頼を失うと考えられます。

そのため、履歴書には本当のことを書きましょう。