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【売り手市場の就職活動】おすすめの求人が増加している業界・職種

昨今、就職活動の中「売り手市場」という言葉を耳にすることが多いと思います。果たして本当に就活生にとって有利な状況なのでしょうか。そうでないとしたらどう対応すればよいのでしょうか。この記事では就職活動における売り手市場の現実を詳しくお伝えします。

就職活動で聞く売り手市場とは何のこと?


近年新聞でも取り上げられ話題となっている就職・転職の「売り手市場」という言葉、正しく理解できているでしょうか?「就職・転職が楽になったんだなぁ」なんて思っていたらちょっと間違いです。

ここでは「売り手市場」の定義と共に、対義語である「買い手市場」の定義やその例についてご紹介します。
 

売り手市場の言葉の定義

売り手市場とはハローワークでの求人数を基本にして計算されており、企業からの求人数(有効求人数)を、ハローワーク(職業安定所)に登録している求職者(有効求職者数)で割った値を言います。

売り手市場といわれる場合、この有効求人倍率が1倍以上になっている場合です。計算上1人の求職者に対し、1つ以上の求人がある状態を指しています。そのため、仕事を求める求職者に有利な状態です。そのため、求人を出している企業では「内定を出したとしても来てもらえるかどうか…」ということになりがちです。
 

買い手市場の言葉の定義

買い手市場といった場合有効求人倍率が0.99倍以下ということになり、求人を出している企業にとって求職者を選べる状態です。求人の数が求職者よりも少ないので、求職者サイドからすると「応募できる求人が少なく、なおかつ応募しても倍率が高くて選考に受からない」という状態になります。
 

売り手市場と買い手市場の例

では実際の例を見てみましょう。売り手市場の場合には求人を出している企業では条件が悪い場合などはほかの企業に応募者が流れてしまうため、条件を見直す必要が出てきます。

しかも1人の求職者がいくつもの企業を受け、たくさん内定をもらえる可能性があるので「内定を出したとしても来てもらえるかどうかわからない」という状態です。

例えば求職者Aさんが20社にエントリー、15社で書類選考に通過して面接を行い、7社から内定をもらえたというような例があります。売り手市場の場合、多くの求職者と会っておきたいという企業が多くなる傾向になります。

この場合、Aさんは7つの中から自分に最も合った1社を選択して入社するわけですから、企業が内定者を選ぶというよりも内定者が企業を選んでいるというイメージになります。

一方、買い手市場の場合には1つの企業に対して多くの応募があるのが一般的です。

そのため求職者Bさんが20社にエントリーしたが5社からしか書類選考通過の連絡がこずに、やっと1社から内定を勝ち取ったというケースがあります。1社しか内定を出していないわけですから、Bさんに選択肢はほぼありません。

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就職活動で売り手市場が始まったのはいつ?


この有効求人倍率というのは基本的に転職者に対するものです。では新卒採用に関して、この売り手市場はどのように影響し、2019年はどのようになっていくのでしょうか。
 

いつからはじまった?新卒の売り手市場

新卒の売り手市場では2000年3月卒の求人倍率が0.99となった場合をのぞいて1倍を下回ることはなく、2019年3月卒では1.88倍という高い数値になっており、売り手市場を反映させているといってよいでしょう。
 

2018年の新卒採用は超がつく売り手市場?

2018年の新卒求人倍率(2019年3月卒)は1.78倍であり、やはり高い数値です。しかしこれは大企業と中小企業を合わせた数値。

大企業の求人倍率は0.4、中小企業では10倍に到達する勢いです。中小企業を狙っている学生にとっては「超」売り手市場といってもいいのですが、大企業ばかり狙っていると「売り手市場」の実感がわかないというケースもあるようです。
 

2019年も売り手市場の就職戦線になるか?

では2019年以降もこの売り手市場は続いていくのでしょうか。答えは「Yes」です。

2009年のリーマンショックでは好景気・売り手市場といわれ多くの内定が出ていたにもかかわらず、一夜にして景気は下落、リーマンショックのあおりをもろに受けた業種では「内定切り」という話が聞こえてきました。

しかしそのような場合でも求人倍率は2000年のように1倍を切ることはありませんでした。そのため、今後もこの売り手市場は継続していくとみられています。

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売り手市場なのに就職内定がゼロの不思議


売り手市場なのに内定がもらえないという事例もあります。「大企業ばかり狙っているわけではないのになぜ?」という声もちらほら聞こえてきます。では、どのようなケースが報告されているのでしょうか。
 

売り手市場なのに就職先が見つからなかった事例を検証

「50社にエントリーしたのに面接に進めたのは15社、もう7月なのに内定がまだ1つももらえず焦っています」という人がいます。

この人はとてもまじめな人で、就職活動も早くから始めています。企業研究にも十分時間を割いていたのですが、実は狙っている業界が「売り手市場とは関係のない業界」だったのです。

この売り手市場にはカラクリがあって、大企業と中小企業で求人倍率の差があるように、業種間・職種間でも求人倍率が高いところとそうではないところがあるのです。
 

どこが売り手市場の業界・職種だったのか

では、どの業界や職種が売り手市場といえる高い求人倍率をたたき出しているのでしょうか。

求人倍率が高くなっているのは「建築・建設業:9倍」「流通業:12倍」です。製造業も2倍を超えてくるなど、景気回復の兆しが見られます。逆に求人倍率がほぼ横ばいなのは「金融業」「サービス・情報業」といった分野で、0.2~0.5倍で推移しています。

なお売り手市場の職種としてトップに挙げられるのがどの企業でも必要とされる「一般事務職」です。

 

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就職時に売り手市場なのは英語力のおかげ?


就職活動で取得しておいたほうが良い資格No.1は「英語関係」の資格といわれています。一方すでに就職した人からは「資格を取っただけでは意味がなかった」と後悔の声も聞かれます。

では英語関連の資格を取ることは就職活動に有利に働くのでしょうか。
 

英語力が就職で売り手市場なのはいつまで?

2020年にオリンピックを控えた今「英語を使える人材」は引く手あまたです。2020年以降もオリンピックの影響が続き観光客等が増えると、「英語力は就職で有利」という状態はオリンピック以降も続いていくことが予想されます。
 

就職における英語力の本当の評価

しかし上記で紹介したように「英語力を証明する資格」を取っても意味がなかったと感じている人もいます。

業務で英語を使う機会がある人にとって、英語系資格は「必要」といってよいのですが、どうでない業種に就いた人には縁の遠いものになります。

しかも資格を取った=コミュニケーションが取れるというわけではないので、この点には注意が必要です。

企業に入って重要なのは「点数が高いかどうか」ではなくコミュニケーションが取れるのか・使えるのかということが評価の基準になります。

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おすすめの就職先は売り手市場にある


就職で休職者に有利に働く「売り手市場」。売り手市場なのに内定がもらえない人はターゲットの業界自体は売り手市場といえない場合が多く見受けられます。では、お勧めの就職・転職先はどのようなところなのでしょうか。
 

売り手市場で狙い目なのは中小企業への就職

先に紹介したように大企業の求人倍率は0.4、中小企業では10倍に到達する勢いになっています。そのため大企業や有名企業を狙うよりは、同じ業種・職種の規模の小さい中小企業を狙うことがお勧めです。

有名でなくても企業規模が小さくても、隠れた優良企業はたくさんあります。企業分析を重ねながら、隠れた優良企業を探し当てましょう。
 

求人が増加している業界・職種への就職ついて

求人倍率が高くなっている建築・建設業や流通業、製造業への就職・転職は比較的容易になっています。しかしながら闇雲に就職・転職しても後悔するかもしれません。

内定が出るとついついうれしくなって入社を即決してしまいそうですが、ちょっと待って。本当にその企業でいいのか、入社の条件や仕事内容を冷静に考慮して決めていきましょう。
 

 

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まとめ

就職活動は売り手市場の今「容易」ではありませんが、難易度は低くなっています。たくさんの内定をもらっても、入社できる企業は1社だけです。

売り手市場といえども企業研究や業務内容、待遇などをしっかり確認し、地に足を付けた就職・転職活動ができる人が本当の勝者といえそうです。

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