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広告業界 志望動機

【例文つき】広告業界の志望動機を書く上で押さえるべきポイントについて

広告業界へ就職や転職を目指す方は業界の志望動機の作成に頭を悩ませることが多いかと思います。普段からテレビやWebで広告を目にすることが多いですが、実際に作る側になろうと思う理由に結び付けるのはなかなか難しいところがあります。そこで今回は、広告業界へ就職するにあたり、志望動機を書くポイントを紹介したいと思います。

visibility1709 |

広告業界の志望動機を書くポイント

なぜ広告業界に興味をもったのか

志望動機を書く上で欠かせないのは、なぜ広告業界に興味を持ったのかを明確にする必要があります。

広告は、多くの人々を宣伝を通して動かし、企業の売上拡大に貢献できるのが最大の特徴となります。

一方で、製品・サービスを購入する側としては、広告を通じて製品・サービスを認知し、購入することで、利益を享受することができます。

この広告業界ならではのビジネスモデルに関連付けた志望動機を意識するようにしましょう。
 

関連記事
【広告代理店の志望動機】具体的な例文も含めて徹底的に解説

【業界研究】広告業界の動向も押さえる

広告業界へ志望動機を作成する場合は、広告業界について研究し、ある程度知っておく必要があります。

2016年の日本の広告費は、6兆2880億円で前年比101.9%となり、5年連続の増加となっています。広告費の構成としては、4マス広告が45.5%、プロモーションメディア広告が33.7%、インターネット広告が20.8%となっています。

4マス広告とプロモーションメディア広告は減少しており、インターネット広告が2桁成長となっているのが、広告業界の現状となっています。

インターネット広告は、今後もインターネット広告が広告市場をけん引していくのは、間違いないといえそうです。

▶︎ 広告代理店の今後の展望や動向はどのように変わっていきますか?


出典:電通報


また広告は、

  • テレビ・ラジオ・新聞・雑誌の4マス広告
  • 交通広告や屋外広告、DMなどのプロモーションメディア広告
  • Web広告

の大きく3種類に分けることができます。

一方、広告業界の動向はIT技術の普及によって大きく変わってきました

では、具体的にはどのように変わったのでしょうか。

広告のメディア別の広告費をまとめましたのでご覧ください。
 



参考:日本の広告費

上記のグラフはテレビ広告とインターネット広告を比較したものです。

2018年まではテレビの広告費が高かったのが、2019年になるとインターネット広告が追い越すほどに成長しました。

このような業界の動向も踏まえながら志望動機を作成しましょう。

企業に対する理解をする



志望理由の中には、選択した企業の志望理由・選択した職種の志望理由を聞かれるケースもあります。

それゆえ、企業や職種についての理解が求められます。


企業と職種の特徴をまとめてみましたのでご覧ください。

総合代理店と専門代理店の違い

広告業界には広告媒体すべてを取り扱う総合広告代理店と特定の広告媒体のみを取り扱う専門広告代理店に分けることができます。

そのため、広告業界の中で、なぜ総合広告代理店または専門広告代理店を志望するのか、といった業態別の志望動機も重要となってきます。

  • 総合広告代理店

総合広告代理店は、すべての媒体を扱うことが最大の強みです。企業としては、電通博報堂などが該当します。

▶︎ 電通社員の年代別年収水準はどの程度ですか? 
▶︎ 博報堂社員の年代別の年収水準はどの程度ですか?

最近では、クロスメディアによる広告戦略をとることが主流となってきています。

クロスメディアでは、製品・サービスを認知し、購買までのプロセスの中でどのように広告を利用していくのかが重要となります。

総合広告代理店では、様々な広告媒体を通じて新しい価値を社会に提供し、実際の購買に結び付け、社会の流れを変えていくことができるのが最大の特徴となります。

  • 専門広告代理店

専門広告代理店は、特定の広告媒体を取り扱っており、広告媒体の特性を生かしたクリエイティブに強みがあります。

専門広告代理店で近年特に伸びてきているのが、インターネット広告の専門代理店です。

有名企業だと、オプトサイバーエージェントなどが該当します。

▶︎ オプトの給与制度や年収を知りたいのですが、何か情報をいただけませんか?
▶︎ サイバーエージェントの年収は、業界内でも高水準の年収でしょうか?

インターネット広告は個人に対して広告を配信できるのが最大の強みとなっています。

4マス媒体広告やプロモーションメディア広告よりも安く出稿することができるため、中小企業も多く利用されています。

中小企業の優れた製品・サービスの売上げ拡大に貢献できるのが、インターネット専門広告代理店の特徴の一つといえると思います。

職種別の仕事内容



業種別の業務内容は以下の通りです。

職種 仕事内容
営業職 会社のクライアントから案件を獲得するために、具体的なプランを提案しながら案件獲得を目指します
マーケティング職 広告市場の調査をして、調査をもとにした分析結果を用いて戦略に落とし込みます
コピーライター 広告のコピーを作成して会社の利益に繋げます
アートディレクター 広告のデザインを考えて、より多くの人に注目してもらえる広告を考えます
CMプランナー CMの提案から作成までを担当します
クリエイティブディレクター コピーライター・アートディレクター・CMプランナーなどの広告制作に関わる業務全体のマネジメントをします

いかがでしょうか。

上記の職種以外にも、会社によっては他の職種が存在するケースもあります。

例えば、Web広告の運用を手掛けるWeb広告プランナーや、室外の広告を制作するOOHプランナーなどもあります。

広告業界全体として言えることは、職種が細かく分かれていることでしょう。

志望理由を書くときは、応募している職種を志望する理由に繋げて一貫性のある志望理由にしましょう。

関連するQ&A

広告業界の志望動機の書き方と例文

広告業界 志望動機の書き方と構成

志望動機ですが、

  1. 広告業界を志望する理由
  2. 広告業界を志望したきっかけ
  3. 広告代理店の中でなぜ総合広告代理店(または専門広告代理店)

を志望したのか、という順に書くと広告業界への理解度とその熱意が伝わりやすいと思います。

志望動機の例文

私が広告業界を志望したのは、広告により多くの人に製品・サービスを知ってもらうことで、よりよい社会の実現に貢献したいと考えたからです。

私は、営業職に従事しており、お客様1人1人とのコミュニケーションを通じ、製品・サービスの価値を伝えてきましたが、1人の力では製品・サービスの価値を伝えられる範囲に限りがあり、社会の流れを変える難しさを感じました。

社会には、社会にとって価値がある製品・サービスでも人々に認知されていないものが数多くあると思います。

そのような製品・サービスの価値を広告の力で広め、人々の行動を変えていくことで、よりよい社会を実現したいと考えています。

そのために、製品・サービスの特性に合った広告媒体を選択し、プロモーションを行うことができる総合広告代理店を志望しています。

このように、志望理由に合わせて入社後のビジョンを書くと熱意が伝わります。

【口コミ】実際の社員の方からのアドバイス

ここでJobQに寄せられた質問と回答をご紹介します。
 

広告業界へ転職を考えているのですが志望動機はどのように書けば良いでしょうか?

広告業へ転職したいと考えています。

大手広告代理店へ転職するために志望動機を考えているのですが、いわゆる定型文のような形になってしまい、オリジナリティのある文章が全然書けません。

そこで少しアドバイスをいただきたいのですが、広告業界または広告代理店へ転職・就職する際の志望動機はどのように書くのが良いのでしょうか?

職種は営業をしたいと考えています。

広告業界の特徴である大衆を動かせる点について書いてはどうでしょうか。

電通、博報堂、ADK、東急エージェンシーなどいわゆる広告業界の大手というのは、各社毎年新卒、中途のエントリーが1万人を越えてきます。

上記4社で4万人、10年で40万人です。

40万人と比較してオリジナリティのある文章を書くのは難しいでしょう。

あなたが考えても、このjobQにログインしている人全員が考えても確実に誰かと被ります。

これは......続きを見る

いかがでしょうか。

広告業界にしかない特徴を踏まえて書くのが良いという意見でした。

やはり、広告業界の研究が重要ということなので、OB訪問をして情報収集をするというのも良いでしょう。

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事務職の志望動機の書き方



広告業界における事務職の志望理由の書き方のコツは何なのでしょうか。


事務職は、営業職と比べてクライアントから遠く、逆に会社の社員の方と近い職種です。

つまり、事務職は会社や社員の方のサポートをする職業となります。

広告業界の事務職の志望動機の書きポイントは以下の通りです。

・過去に人をサポートした経験を書く

・PCのスキル(Excel・Word・パワポなど)をアピールする

・事務職を通じて将来どのようなキャリアを積みたいかアピールする



事務職は、営業職と比べてやりがいを感じにくいイメージを持つ方が多いです。

しかし、だからこそ事務職におけるやりがいをどのように見出しているかがポイントになります。

広告業界の志望理由に繋がるように、事務職の志望理由を作成するようにしましょう。

また、事務職への転職を考えている方で、事務職の経験がある場合は実際の業務内容も交えて書くようにしましょう。

未経験の場合は、前職で培ったスキルを事務職の業務にどのように活かせるかについて考えながら書くようにしましょう。

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広告業界の志望動機の総括

いかがでしたでしょうか。

広告業界に限らず、その企業が戦っているフィールド(業界)をしっかりと研究し、理解することは、熱意を伝える上で非常に大切だと思います。

業界理解が浅いと判断されてしまうと、志望度合いが低いと評価されかねません。

特に広告業界の場合は、志望者数が多く競争が激しいことから、業界理解が浅いと入社するのが難しくなるといえます。業界の志望動機は、就職するうえでの最初のハードルです。

そのハードルをしっかり乗り越えられるように、業界研究、企業研究をしておくおことが大事であるといえます。

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